「まにら新聞」が、今月末で印刷紙面を廃止します。30年の歴史を持つ日刊紙ですが、新型コロナウイルスの影響で部数が激減。紙面発行を断念し、ウェブサイトとメールでのニュース配信に移行するようです。 今月は、ブラジルの唯一の邦字紙「ニッケイ新聞」が、12月18日付で廃刊しています。 海外日系新聞放送協会(横浜市)によりますと、海外の日刊邦字紙はコロナ禍で減少傾向が進んでいます。 「まにら新聞」の紙面廃止で、週6日以上発行する協会加盟の邦字紙は、インドネシアの「じゃかるた新聞」とペルーの「ペルー新報」だけになりました。