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- ダウ平均株価(1月14日)@終値3万5911ドル81セント
14日の米ダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。終値は前日比201ドル81セント(0.56%)安の3万5911ドル81セントで取引を終えています。
12月の米小売売上高が市場予想を下回り、消費関連株を中心に売られています。2021年10~12月期の米企業決算発表シーズンがこの日幕開けとなり金融大手3社などが取引開始前に業績を発表した決算内容が嫌気された銀行のJPモルガン・チェースが大幅安となり、金融株に売りが広がったのも相場を押し下げています。減益決算となったシティグループのほか、来週決算を発表するゴールドマン・サックスなど、金融セクターが朝方の下げを主導しています。
12月の米小売売上高は前月比(1.9%減)と市場予想(0.1%減)を大幅に下回りました。インフレ加速でネット通販を含めて販売が落ち込み、新型コロナウイルスの「変異株(オミクロン)」のまん延で外食なども落ち込みました。消費関連株の売りにつながり、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスや映画・娯楽のウォルト・ディズニー、ホームセンターのホーム・デポの下げが目立っています。
JPモルガン・チェースは(6%)あまり下げる場面がありました。朝方に発表した2021年10~12月期決算は1株利益が市場予想を上回りましたが、貸倒引当金の取り崩しが利益を押し上げたとあって、好感されていません。人件費などコスト増を理由に、経営陣が「今後1~2年の投下資本利益率は会社の目標を下回る」と述べたのも先行きの業績懸念を誘い、ゴールドマン・サックスなど他の金融株にも売りが波及しています。
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