ファルコン植物記(2097)<マーガレット>【ビーバー】
May
7
キク科モクシュンギク属の<マーガレット>は観賞用の園芸植物として広く栽培されていますが、カナリア諸島が原産地で、17世紀末に欧州に渡り、日本には明治時代末期に伝わり、大正時代から幅広く栽培されるようになりました。
3~7月に花を咲かせます。白色の「一重咲き」が普通種ですが、黄色やピンクのもの、「八重咲き」、「丁字(半八重)咲き」のものも育種されています。何年も越冬できて大株になってくると茎が木質化し、低木のようになる半耐寒性多年草で、和名は「モクシュンギク(木春菊)」と呼ばれています。