現代日本を代表する詩人の<吉増剛造>が豊かな地下水をたたえる京都を訪れ、「水」との対話や移ろう四季を通して生命の意味を問いただし、やがて一編の詩を生み出していく姿を描いたドキュメンタリー『幻を見るひと』が、2018年11月24日より公開されます。
2011年の東日本大震災による津波の被害を目にした<吉増剛造>は、全てを剥ぎ取っていく水の衝撃に言葉を失い、水の持つ新たな意味を求めて豊富な地下水のある京都を訪れます。
深い山に囲まれた盆地の京都は豊かな地下水で知られ、そんな京都で<吉増剛造>は、<川端康成>が『古都』を執筆した流響院をはじめ、醍醐寺、妙心寺、大徳寺、貴船神社など京都の「水」をたどりながら旅をします。
<井上春生>が監督を務めた映画は、<吉増剛造>の80歳を目前にしても処女性を失わない感性や、貴重な創作風景を映し出していきます。
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