神戸：ファルコンの散歩メモ

6日、囲碁の＜仲邑菫二段＞は東京都千代田区の日本棋院で打たれた第４１期女流本因坊戦の本戦２回戦で＜加藤啓子六段＞を破り、史上最年少の１３歳３カ月で公式戦１００勝（５２敗）を達成しています。

これまでの日本棋院所属棋士の最年少記録は１９７２年、＜趙治勲名誉名人＞の１５歳１１カ月で、５０年ぶりの記録更新となりました。囲碁の公式戦は女性だけが出場する棋戦も含まれ、男性棋士とは条件が異なります。

対局は持ち時間各３時間で打たれ、＜仲邑菫二段＞が白番中押し勝ちを収めています。これで女流本因坊戦は本戦ベスト８に進み、挑戦権獲得にあと３勝となっています。

＜仲邑菫二段＞は大阪府出身。２０１９年、日本棋院が世界戦での巻き返しを目指して新設した「英才枠」で、最年少の１０歳０カ月でプロ入り。今年４月には女流名人戦３番勝負に１３歳１カ月で出場し、最年少のタイトル挑戦者となっています。