<寺脇康文>5代目相棒@『相棒season21』
Jun
22
『相棒』は、2000年にスペシャルドラマとして誕生して以来、人気ドラマとして定着しています。2022年3月23日放送の『season20』最終回では、「杉下右京」から「もう少し一緒にやりませんか」と引き留められるも、公安調査庁の改革を託された「冠城亘」(反町隆史)の決意は固く特命係を離れています。
その後を引き継ぐ「亀山薫」が、「杉下右京」と出会ったのは プレシーズン第1弾(2000年6月3日放送)。捜査一課の刑事だった「薫」は、偶然出くわした指名手配犯に人質にされる失態を犯し、人材の墓場と揶揄される特命係に左遷されてしまいます。そこから2002年10月からシリーズ化された今作で、足掛け9年、124話にわたって「右京」の相棒を務めました。「亀山薫」は曲がったことが嫌いで、超が付くほどの熱血漢。ただしお人好しで楽天的な性格が災いし、面倒事に巻き込まれたり、自らトラブルを引き起こすこともあります。論理的な「右京」とぶつかることも少なくありませんが、数々の事件を解決していくうち2人は強い信頼関係で結ばれていました。
その後、2008年12月17日放送の『season7』第9話で、高校時代の友の遺志を継ぎ、子どもたちに〈正義〉を教えるため、「薫」は不正が蔓延する南アジアの小国・サルウィン(架空の国家)に移住。「右京」は「薫」の思いを尊重し、「どうか、気をつけて行ってください。以上です」というはなむけの言葉を贈っていました。
シリーズ卒業後は回想シーンや登場人物の会話に登場することはあったものの、「右京」と直接連絡を取ったり、帰国時に会うなどの描写はありませんでした。一度も顔を合わせていなかった「右京」と「薫」は、どのような再会を果たし、シリーズが始まるのでしょうか。
Posted at 2022-06-23 00:19
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Posted at 2022-06-23 00:39
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