網戸に止まっていたのは、アミメカゲロウ目(脈翅目)ウスバカゲロウ科 の【ウスバカゲロウ】です。いわゆる「アリジゴク」の成虫の名として有名ですが、本科全ての種の幼虫が「アリジゴク」を経ているわけではありません。
「アリジゴク」は成虫になるまでにかなりの期間を要する昆虫で、通常でも1年ほどの期間が必要とされていますが、罠にかかる昆虫が少ない環境下では成虫になるまでに2年程かかることもあるそうです。
外見は「トンボ」によく似ていて、細長い体、丸い頭と細長い翅を持っています。ただし、止まるときは翅を背中に伏せてたたみますので、真上から観察しますとずいぶんと細長い形状に見えます。翅は透明でかなり幅が広くて長さがあり、腹部を遥かに超えています。翅に静脈が多くてやわらかい事も特徴のひとつです。
体の色は黒褐色で、脚は淡黄色をしています。頭は小さくて複眼がさほど巨大ではないこと、触角が短いながらも太いなどの特徴を持っています。
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Posted at 2022-07-02 22:05
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Posted at 2022-07-02 22:26
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