「サル痘」(4)緊急事態宣言@世界保健機関
Jul
23
(WHO)は21日に2回目の緊急委員会を開催した(WHO)の<テドロス事務局長>は、委員会は合意に達することができなかったものの、感染症が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態かどうかを決定するために必要な5つの要素を考慮した結果、今回の決定に至ったと説明しています。
(WHO)は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を、「疾病の国際的な広がりによって他国に公衆衛生上のリスクをもたらし、潜在的に国際的な協調対応を必要とする異常な事態」と定義しています。
米疾病対策予防センター(CDC)のデータによりますと、米国では現在、44州とワシントンDC、米領プエルトリコで、感染が疑われる症例を含め2800人超の「サル痘」感染者が報告されています。世界的には74カ国で1万6500人以上の患者が確認されています。
(WHO)は現在、2014年に始まった「ポリオ」と、2020年からの「新型コロナウイルス感染症」で緊急事態宣言を継続しています。