ファルコン昆虫記(940)【ノコバゼムカデ】
Aug
18
本州では比較的レアな種類で、おそらく人為的な移動により関西、関東地方の一部でも生息が確認されているようで、体長は8~12㎝程度で細身です。
住宅街ではおもに花壇に棲息し、バッタやコオロギ、モリチャバネゴキブリを主食にひっそりと生活しています。気性の激しい「トビズムカデ」とは異なり、とても温厚で身体も青みがかって美しいため観賞用(ペット)としても人気があります。
長い<曳航肢>(最終歩肢・縞模様の2本の長い尾)と青みのある体節、背中にのこぎりの様なギザギザの模様がある(名称の由来)のが特徴です。