ダウ平均株価(10月3日)@終値2万9490ドル89セント
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3日朝の米債券市場で長期金利が(3.6%)台と前週末終値(3.83%)から低下して、株式の相対的な割高感が和らいでいます。金融引き締めへの警戒から前月末にかけて売り込まれたため、売り方の買い戻しを巻き込んで目先の戻り期待の買いが入りました。
ダウ平均株価は9月に(8.8%)下げ、月間では2020年3月以来の大きな下げ幅となりました。前週に一時(4%)台に乗せた米長期金利が3日朝は低下し、相対的な割高感が薄れた株式が買い直されています。ただ、米利上げペースを占う上で今後発表される経済指標を見極めたい市場関係者は多く、積極的な買いは見送られていますが、上げ幅は一時900ドルを超え「2万9647ドル79セント」の高値を付けています。
終値は大幅に反発し、前週末比765ドル38セント(2.66%)高の2万9490ドル89セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前週末比239.816ポイント(2.3%)高の1万0815.435でした。