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- <ポスター>(262)『ヒトラーのための虐殺会議』
1100万ものユダヤ人絶滅政策を決定したヴァンゼー会議。その史上最悪な会議の全貌に迫る映画『ヒトラーのための虐殺会議』が、ヴァンゼー会議が開催された日からちょうど81年後の2023年1月20日より公開されますが、日本版ポスタービジュアルが解禁されています。
1942年1月20日正午、ドイツ・ベルリンのヴァンゼー湖畔にある大邸宅にて、ナチス親衛隊と各事務次官が国家保安部代表の<ラインハルト・ハイドリヒ>に招かれ、高官15人と秘書1人による会議が開かれました。議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」について。「最終的解決」はヨーロッパにおける1100万ものユダヤ人を計画的に駆除する、つまり抹殺することを意味しています。移送、強制収容と労働、計画的殺害など、さまざまな方策を誰一人として異論を唱えることなく議決。その時間は、たったの90分でした。
同作は、<アドルフ・アイヒマン>によって記録された会議の議事録に基づき、80年後の2022年に、<マッティ・ゲショネック>が監督を務めドイツで製作されました。その議事録は、1部のみが残されたホロコーストに関する重要文書でした。
日本版ポスタービジュアルには、<ラインハルト・ハイドリヒ>を中心に、軍服やスーツ姿の出席者が整然と会議をする様子と、中央に配された「議題:1、100万のユダヤ人絶滅政策」という議題が中心に配置されています。
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