『最後まで行く』@<藤井道人>監督
Nov
29
<イ・ソンギュン>が主演した韓国映画『最後まで行く』は、ある事故を発端に追い詰められていく刑事の姿を描いたクライムサスペンスです。韓国では観客動員数345万人を記録し、中国、フランス、フィリピンでリメイクされています。フランス版である『レストレス』は2022年2月よりNetflixで配信されています。
日本版『最後まで行く』は、陰謀に巻き込まれていく刑事とそれを追う謎の監察官が織りなす、年の瀬の96時間を描いています。刑事の「工藤」(岡田淮一)が車で危篤の母のもとへ向かっていると、署長から裏金作りに関与しているのではないかとの連絡が入ります。
そんな中で母の死を知った「工藤」は1人の男をはね飛ばし、殺してしまいます。そして「工藤」は男の遺体を母の棺桶に入れ、一緒に焼こうと試みますが、監察官の「矢崎」(綾野剛)から「お前は人を殺した。知っているぞ」とメッセージが入るのでした。