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ファルコン昆虫記(983)【マルカメムシ)(6)

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ファルコン昆虫記(983)【マ...
暖かい日が続き、今年最初(983)番目としての昆虫記の登場は、カメムシ目 マルカメムシ科マルカメムシ属の【マルカメムシ】が、冬眠からお目覚めのようです。

カメムシ一般と異なってとても丸っこい形をしており、本種は日本ではそのもっとも普通の種です。体型は丸形に近く、また小循板が大きく広がって腹部背面を広く覆い、前翅も後翅もほぼその下に折り畳んで収納されています。

体長は5~5.5ミリ程度。背面は暗黄褐色で光沢があり、黒い点刻が密に分布する。頭部は小さくて暗黄褐色で中央に溝があって黒2本の筋があります。

【マルカメムシ】の幼虫は成虫とずいぶん形が異なります。まず背面が成虫のように盛り上がらず、やや平らな円盤状の形をしており、それに腹部の縁が波状で、色は緑色で、全体に直立した毛で覆われています。

成虫は植物の根元や石の下など、比較的浅い地中に数頭が集まって越冬します。4~6月に成虫が食草の上に産卵する。食草はクズ、フジ、ヌスビトハギ、ダイズ、アズキ、ノイバラ、ウツギ、アケビ、ミカンなどが知られていますが、主なものはマメ科植物です。
#カメムシ目 #ブログ #昆虫

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