日経平均株価(6月1日)@終値3万1148円01銭
May
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前日の米株安を背景に朝方は小幅安で始まりましたが、ほどなく上昇に転じています。日本株の先高観が根強く、前日の急落を受けて幅広い銘柄に押し目買いが入り、相場を支えました。
日経平均株価は、前日に「440円28銭」安と大幅下落したとあって、過熱感を示す投資指標が低下しています。押し目とみた投資家の買いが相場を支えました。前日までに機関投資家による月末・月初のリバランス(資産配分の調整)の売りが一服したことも投資家心理を改善させています。
日本時間1日午前に米下院で債務上限停止法案が可決されると、米国債を保有する国内銀など金融株に買いが入りました。もっとも、目先の懸念材料を想定通りに消化したとの見方から手じまい売りも出て日経平均は再び下落する場面も出ていますが、一時「3万1185円05銭」の高値を付けています。
終値は反発し、前日比260円13銭(0.84%)高の3万1148円01銭で終えています。