2015年に開催されました日本初となる大規模な春画展の開催までの道のりを追ったドキュメンタリー『春画と日本人』が、2019年9月28日より公開されます。
2015年9月、東京の小さな私立博物館・永青文庫で開幕した春画展は、国内外で秘蔵されてきた貴重な春画約120点を一堂に集めて展示し、3カ月の会期中21万人もの来場者が訪れる大成功を収めました。
しかし、展覧会開催までの道のりは平坦なものではありませんでした。当初、ロンドンの大英博物館で開催され、成功を収めた春画展の日本巡回展として企画されましたが、東京国立博物館をはじめとする国内の公私立博物館20館への打診がすべて断られ、小規模な私立博物館での開催となりました。
海外では美術品として高く評価されている春画の展示が、なぜ日本ではスムーズにいかないのか。なぜ21万人もの観覧者が訪れたのか。この展覧会を大成功へと導いた人々を追いながら、春画と日本人をめぐるさまざまな謎に監督を務めた<大墻敦>が迫っていきます。
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