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- ダウ平均株価(9月1日)@終値3万4837ドル71セント
1日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。朝方発表の8月の米雇用統計では失業率が市場予想に反し、前月から上昇しています。労働需給の緩和を背景に、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め長期化への過度の警戒感が和らぎ、景気敏感株やハイテク株に買いが先行しています。
8月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比18万7000人増えています。市場予想(17万人増)を上回りました。一方、失業率は(3.8%)と、横ばいを見込んでいた市場予想(3.5%)に反し、上昇しました。平均時給の伸び率は前月比(0.24%)と、市場予想(0.3%)を下回っています。雇用市場の過熱感の和らぎが意識され、(FRB)の追加利上げ観測が一段と後退しています。
米債券市場では長期金利が低下(価格は上昇)し、一時は前日に比べ(0.04%)低い(4.06%)となりました。金利の低下で株式の相対的な割高感が薄れるとの見方が買いを誘っています。
終値は反発し、前日比115ドル80セント(0・33%)高の3万4837ドル71セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反落し、前日比3.154ポイント(0.022%)安の1万4031.815でした。S&P500種は、8.11 ポイント(0.18%)高の4515.77でした。
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