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- ダウ平均株価(9月14日)@終値3万4907ドル11セント
14日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反発して始まりました。朝発表の経済指標が米連邦準備理事会(FRB)による一段の引き締めを促すほどの内容ではなかったことから、株式の買い安心感が広がっています。前日に下げが目立った景気敏感株の一角が買い直され、指数を支えています。
朝発表の8月の米卸売先物価指数(PPI)の前月比の上昇率は(0.7%)と、市場予想(0.4%)を上回っています。8月の小売売上高も前月比(0.6%増)と市場予想(0.1%増)を超えていますが、いずれも原油などエネルギー高の影響が大きく、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で(FRB)が政策金利を据え置くとの見方を変えるほどではありませんでした。
欧州中央銀行(ECB)は14日の理事会で、10会合連続の利上げを決めています。声明文では、政策金利が「長期にわたって維持することで、物価がインフレ目標の水準に回帰するのに十分な水準に達した」とし、利上げの打ち止めを示唆しました。中国でも景気刺激策の観測が改めて浮上しており、米株式市場でも投資家のリスク回避姿勢が和らいでいます。
終値は3営業日ぶりに反発し、前日比331ドル58セント(0・96%)高の3万4907ドル11セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比112.468ポイント(0.81%)高の31万3926.05でした。S&P500種は、前日比37.66 (0.84%)高の4,505.10でした。
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