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- ダウ平均株価(10月6日)@終値3万3407ドル58セント
6日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。6日米労働省発表の9月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を大幅に上回り、米長期金利が上昇し、株式の相対的な割高感を意識した売りが出ています。
9月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月に比べ33万6000人増と、市場予想(17万人増)を上回っています。失業率は前月から横ばいの(3.8%)でした。労働市場の需給引き締まりが続いていることを示唆する結果と受け止められています。物価上昇圧力がくすぶり、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長引くとの観測が広がりました。
米債券市場では、長期金利が前日に比べ(0.16%)高い(4.88%)まで上昇し、4日に付けた約16年ぶりの高水準に並ぶ場面がありました。
金利上昇を受け、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株などに売りが出ていましたが、米長期金利が上げ幅を縮めたのに加え、週末を控えた持ち高調整や売り方の買い戻しで上げに転じています。
終値は反発し、前日比288ドル01セント(0.87%)高の3万3407ドル58セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発し、前日比211.507ポイント(1.60&)高の1万3431.341でした。 S&P500種は、前日比50.31 ポイント(1.18%)高の4308.50でした。
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