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- 日経平均株価(11月6日)@終値3万2708円48銭
6日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、前営業日比770円63銭(2.41%)高の3万2720円52銭で前場を終えています。米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測後退を背景に前週末の米市場では米長期金利が低下して米株式相場が上昇しました。運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが東京市場でも優勢でした。一時上げ幅を800円強に広げ「3万2766円54銭」の高値を付ける場面もありました。
日経平均は寄り付きから株価指数先物主導で上げ幅を拡大する展開となりました。10月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を下回り、米長期金利が一時(4.48%)と9月下旬以来の水準に低下。さらに日銀が金融緩和を続ける姿勢を示すなかで国内債券市場でも長期金利が(0・8%台後半)まで低下して株式の相対的な割高感が薄れたとの見方から買いに傾き、値がさの半導体関連株を中心に買いが集まりました。
半面、景気敏感で業績の先行き懸念が強まったとの見方から川崎汽など海運大手3社は売りが膨らんでいます。金利の上昇局面で買われていた銀行株の一角にも売りが出ています。
終値は大幅に4営業日続伸し、前営業日比758円59銭(2.37%)高の3万2708円48銭で銭で終えています。上げ幅は今年最大となり、節目の3万2000円を回復し、(9月20日)の「3万3028円78銭」以来の高値を付けています。
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