植木鉢の端っこに、久しぶりに茶褐色の筋のある柄眼目コウラナメクジ科の【チャコウラナメクジ(茶甲羅蛞蝓)】を見つけました。体長4センチ程度ですが、大きな【ヤマナメクジ】も、長らく見かけていません。
日本にはもともと分布していなかったヨーロッパ原産の外来種ですが、日本では1950年代頃に本州においてアメリカ軍物資に紛れ込んで侵入したものと考えられています。日本では市街地や人家周辺で最も普通にみられるナメクジの一つになっています。
外套膜から腹足背面にかけて暗色の2本のすじ模様があるのが一般的ですが、その濃淡には変異があります。
雌雄同体で秋季に性的に成熟し、主に晩秋と春、石の下などに20~30個ほどの透明なゼリー状で球形の卵を産卵します。卵は11月下旬から5月下旬に孵化します。また、産卵を終えた親は死んでいき、野外での寿命は約1年、世代交代は年1回です。
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Posted at 2023-11-08 16:46
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Posted at 2023-11-09 00:24
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