20日の外国為替市場で円が対ドルで上昇し、一時「1ドル=148円台前半」とおよそ1カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けています。
17時時点は「1ドル=148円91~93銭」と、前週末の同時点に比べ1円52銭の円高・ドル安でした。昼過ぎに一時「1ドル=148円68銭」近辺と、10月11日以来およそ1カ月ぶりの高値をつけています。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ局面が終わったのではとの観測から、将来的な日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが入り、円相場を押し上げました。
今週は注目イベントが少なめで、米国では11月23日に感謝祭を控えています。週後半にかけて取引量が減少し、値動きも鈍くなる公算が大きく、持ち高調整的な売買が入りやすい状況があるようです。
円は
(11月13日)に一時「1ドル=151円92銭」と今年最安値を付けました。その後は膠着状態となり日本時間17日夕には「1ドル=150円台半ば」で推移しています。