15日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比394円12銭(1.21%)高の3万3080円37銭でした。
前日14日の米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを受け、東京市場でも買いが優勢となりました。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価が最高値を更新するなど主要株価指数が上昇しました。米長期金利の低下がグロース(成長)株に追い風で、朝方から前日に下げていた日本株への見直し買いが優勢となりました。
外国為替市場で円高・ドル安の流れが一服したことも輸出関連や海外事業比率の高い銘柄の支えとなっています。
午前の中ごろから日経平均は上げ幅を拡大、一時「3万3122円33銭」を付けています。株価指数先物を中心に売り方の買い戻しが入り、相場上昇に弾みを付けました。
後場中ごろでは、同日午後の東京外国為替市場で「1ドル=141円台半ば」まで円高・ドル安が進み、輸出関連や株価指数先物の売りにつながり、週末を控え買い持ち高を手じまう動きも出て、伸び悩んでいます。
終値は、前日比284円30銭(0.89%)高の3万2970円55銭で終えています。