21日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、午前終値は前日比504円51銭(1.50%)安の3万3171円43銭でしたた。
前日20日の米株式市場で主要3指数が大きく下落した流れを受け、ファストリなど指数寄与度が大きい銘柄を中心に売りが膨らみました。前日まで日経平均が大きく上げていたため、利益確定売りも出やすい状況でした。
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は10営業日ぶりに反落しています。高値圏での持ち高調整の売りが重荷で、連騰ストップをきっかけに日本株にも先物中心に売りが出ているようです。
日銀の金融緩和姿勢を追い風に日経平均は前日までの2日間で900円強上げて年初来高値を上回る場面もあり、利益確定売りが出やすかった面もあります。21日午前の東京外国為替市場で円相場が円高・ドル安方向に振れ、輸出関連銘柄を中心に押し目買いも入りにくかったようです。
終値は3営業日ぶりに大幅反落し、終値は前日比535円47銭(1.59%)安の3万3140円47銭でした。