日経平均株価(1月5日)@終値3万3377円42銭
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5日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比154円33銭(0.46%)高の3万3442円62銭でした。外国為替市場で円安・ドル高が進んだことから企業業績の改善期待が高まり、輸出株などが買われて指数を支えています。ただ、戻り待ちの売りも出て朝方には下げに転じる場面もありました。
日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが足元では優勢になっており、4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は「1ドル=144円台」まで下落しました。東京市場では円安進行を好感し輸出関連株の自動車株などに買いが入っています。
朝方には一時下げに転じる場面がありました。米長期金利の上昇から高PER(株価収益率)のハイテク株に相対的な割高感が意識され、半導体関連株など値がさのグロース(成長)株の一角には売りが出ています。
後場に入り、株価指数先物に海外短期筋とみられる断続的な買いが入り現物株指数を押し上げ、一時「3万3568円04銭」の高値を付けています。ただ、日本時間今晩に発表される12月の米雇用統計を控え、大引けにかけて徐々に利益確定売りが増えて上げ幅を縮めています。
終値は4営業日ぶりに反発し、前日比89円13銭(0.27%)高の3万3377円42銭で終えています。