世界的バレエダンサー<上野水香>(46)が、「第72回 舞踊芸術賞」を受賞します。
舞踊芸術の向上発展に寄与し、近年最も顕著な功績を上げている舞踊家、あるいは技術いよいよ円熟の境地に達した舞踊家に贈られるこの「舞踊芸術賞」です。<上野水香>にとって、令和3年度(第72回)文化庁 芸術選奨舞踊部門 文部科学大臣賞、また、昨年秋に受章した令和5年 紫綬褒章に続く受賞となりました。
東京バレエ団でゲスト・プリンシパルという新たな地位で踊り続けている<上野水香>の代表作は『ボレロ』です。20世紀を代表する世界的振付家 故<モーリス・ベジャール>から日本人女性として初めてこの『ボレロ』という作品を踊ることを許され、故<モーリス・ベジャール>から直接『ボレロ』の指導を受けた最後のダンサーとなっています。
日本のバレエ界で20年以上にわたってトップとして踊り続け、いまなお世界中のダンサーから共演を熱望されている日本が世界に誇るバレリーナ。舞踊40周年のメモリアルイヤーを迎えた<上野水香>の本年の受賞は まさに彼女が日本のバレエ界を牽引する存在であることを意味しています。