日経平均株価(5月29日)終値3万8556円87銭
May
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29日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比65円85銭(0.17%)安の3万8789円52銭でした。
国内金利が上昇し、高PBR(株価純資産倍率)銘柄を中心に、株式の相対的な割高感が意識され売りを促しました。朝方は株価指数先物への買いが集まり、日経平均は300円近く上昇「3万9141円99銭」の高値を付ける場面もありました。
29日午前の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年債利回りは、価格は安くなる前日比(0.035%)高い(1.070%)と、2011年12月以来の高水準をつけています。
リクルート、キッコマン、OLCなどPBRが高い銘柄に売りが膨らみ、収益改善への期待から三菱UFJや三井住友FG、SOMPOなどといった金融株は上昇が目立ちました。
終値は反落し、前日比298円50銭(0.77%)安の3万8556円87銭で取引を終えています。