21日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落しています。10時時点は「1ドル=159円07〜08銭」と前日17時時点と比べて80銭の円安・ドル高でした。
一時は「1ドル=159円12銭」近辺と4月29日以来、約2か月ぶりの安値をつけています。10時前の中値決済に向けたドル需要を追い風に円は下げ幅を広げました。
前日に米長期金利が上昇したのを受けて円売り・ドル買いが先行しています。中値決済ではドル買いが多く、国内輸入企業によるドルの手当てが活発だったとみられています。
円は対ユーロでも下げ幅を広げています。10時時点では「1ユーロ=170円34〜35銭」と、同60銭の円安・ユーロ高でした。