<玉鷲>@通算連続出場歴代1位の1631回
Sep
10
10日、大相撲秋場所3日目が、東京・両国国技館で行われました。
関取衆最年長で東前頭10枚目の<玉鷲>(39・片男波)が、初土俵からの通算連続出場を、元関脇<青葉城>を超え歴代1位の1631回を達成しています。幕内での連続出場は990回となり、<宝富士>に並んで、歴代6位タイとなりました。順調にいけば、今場所13日目に史上6位の幕内連続出場1000回に到達します。
3日目は、かつて自身の付け人を務めていました、西前頭11枚目の<輝>との対戦でした。歴代単独トップとなる1631回目の土俵に立ち、<輝>を「押し出し」で破り、今場所の初白星で飾っています。
2004年1月の初場所で初土俵を踏み、同年3月の春場所で番付に初めてしこ名が載ってから、20年半で1631回、休まず戦い続けてきました。11月16日には40歳となります。
2019年初場所では34歳2カ月で初優勝。2022年秋場所では年6場所制導入後最年長となる37歳10カ月で2度目の優勝を飾った〈鉄人〉に、また新たな勲章が加わりました。次の目標は戦後の幕内最年長記録となる<旭天鵬>(現大島親方)の40歳10カ月でしょうか。