13日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日続伸して始まりました。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が根強く、株式相場を支えています。景気敏感株や消費関連株の一角に買いが入り、ダウ平均株価を押し上げています。
(FRB)は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めることが確実視されています。今週発表の物価統計を受け、利下げ幅は(0.25%)にとどめるとの見方が優勢となりましたが、(0.50%)の大幅利下げの可能性も捨てきれていないようです。
ダウ平均の構成銘柄では、ダウやキャタピラーが上昇しています。ビザとホーム・デポも高い。一方、労働組合がストライキに入ったボーイングが売られ、一時(3%)安となっています。アムジェンも下げています。
ダウ平均株価は、前日比297ドル01セント(0.72%)高の4万1393ドル78セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比114.30ポイント(0.65%)高の1万7683.98でした。
S&P500種株価指数は、前日比30.26ポイント (0.54%)高の5626.02でした。