お茶菓子としていただいたのは、【鎌倉紅屋】(神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-29-1)の「あじさい」です。
直径7センチばかりで厚さ5~6ミリほどの薄さですが、見た目以上に噛み応えのある食感でした。パウンドケーキをしっかりと焼きしめた後、およそ1日かけてさらに乾燥。完成まで都合3日もかけているだけに、ガリッとした歯ごたえは、クッキーと言うよりも、ラスクに近い感触でした。
円形の形の上に<アーモンド>が散りばめられており、商品名の《あじさい》の名前も、鎌倉には紫陽花の名所として有名な1160年創建の臨済宗の「明月院」もあり、アーモンドの散り具合が紫陽花の花弁(萼片)にも似て名付けられているようです。
甘すぎない上品な味わいが楽しめ、おいしくいただきました。