これまでにも、(374)「行火炉」や(376)「羽釜」・(377)「船舶用・火鉢」など、日用雑器を「花器」として再活用されホールに置かれている<生け花>がありました。 今回の花器として使用されているのは、茶の湯に使用する茶道具の【茶釜の風炉】でした。 風炉は正式名称として「涼炉」もしくは「茶炉」と呼ばれ、茶会の際に抹茶を溶かすために使うお湯を沸かすために使用する「炉」のことで、茶の湯では、5月~10月までを風炉の季節としています。 鉄製でどっしりとした姿で、生け花たちを引き立てていました。