11日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。主力企業の決算発表が始まり、市場予想を上回る内容だった金融株を中心に上昇しています。
11日発表の
9月の米卸売物価指数(PPI)は前月比横ばいとなり、市場予想(0.1%上昇)を下回りました。市場では、米連邦準備理事会(FRB)が11月に(0.25%)の利下げを決めるとの見方を変えるほどではないとの受け止められています。米原油先物価格の上昇一服もあって米インフレへの警戒が薄れ、景気敏感株を中心に買いが入っています。
個別では
「JPモルガン・チェース」が高く、11日に発表しました2024年7〜9月期決算では、売上高に相当する純営業収益と1株利益が市場予想を上回りました。2024年12月期通期の見通しも引き上げ、好感した買いが入っています。ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、決算を発表したウェルズ・ファーゴも上昇しています。
ダウ平均株価の構成銘柄ではゴールドマン・サックスに買いが入っている。トラベラーズやボーイング、アメリカン・エキスプレスも高く、メルクやナイキ、セールスフォースが下落しています。
ダウ平均株価は、前日比409ドル74セント(0.97%)高の4万2863ドル86セントで終え、(10月9日)の最高値「4万2512ドル00セント」を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比60.89ポイント(0.33%)高の1万8342.94でした。
S&P500種株価指数は、前日比34.98ポイント (0.61%)高の5815.03で、(10月9日)の「5792,04」以来の最高値更新となっています。
Posted at 2024-10-11 14:41
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Posted at 2024-10-11 14:58
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