ファルコン昆虫記(1144)【フタトガリコヤガ】の幼虫
Oct
26
【モミジアオイ】の葉が、葉脈だけを残し、蝕まれていましたので、よく見ますとチョウ目(鱗翅目)ヤガ科の【フタトガリコヤガ】の幼虫がいました。
幼虫の食草は、アオイ科の「オクラ」、「フヨウ」、「ムクゲ」、「ハイビスカス」、「タチアオイ」などということで、アオイ科の【モミジアオイ】も好物のようです。
仲良く重なっていましたので、その様子を捉えていますが、横から観ますと〈シャクトリムシ〉のように歩く姿が確認できると思います。
若齢幼虫は緑色ですが、終齢幼虫は体長4センチ程度になり、鮮緑色の地色に黄色いラインが背中に入り、黒い斑点があり、おしりの部分が朱赤色の特徴があります。ということで、この画像の下側が頭部になります。