全米野球記者協会(BBWAA)が、11日(日本時間12日)、今季の各賞最終候補を発表し、ドジャース<大谷翔平>(30)がナ・リーグMVPの最終候補3人に入っています。
<大谷翔平>の他にはメッツの<フランシスコ・リンドア>内野手(30)、ダイヤモンドバックスの<ケテル・マルテ>内野手(31)が候補に選出されています。
<大谷翔平>は今季、右肘手術後のリハビリのため投手としては登板せず、指名打者(DH)として打者に専念し159試合に出場。打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁で本塁打と打点でリーグ2冠に輝き、前人未到の
「50本塁打・50盗塁」を達成しています。出塁率、長打率、OPSも同トップで、MVPの選出に重視されるといわれるWARはbWARが「9・2」、fWARが「9・1」でいずれも同トップとなっています。
<大谷翔平>がMVPに輝けば、
エンゼルスに所属していた昨季に続き2年連続3度目。指名打者(DH)のみで出場した選手としては史上初のMVP選出となります。またア、ナ両リーグでMVPに選出されれば、<フランク・ロビンソン>(1961年にレッズ、1966年にオリオールズ)以来史上2人目の快挙となります。
MVP受賞者の発表は11月21日(日本時間22日)、米専門テレビ局MLBネットワークの特番で米東部時間午後6時(日本時間午前8時)から発表されます。