ダウ平均株価(11月22日)終値4万4296ドル51セント
Nov
22
22日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日続伸して始まりました。米経済の底堅さを示す景気指標の発表を受けて、景気敏感株や消費関連の銘柄を中心に買いが続いています。
米経済は欧州などに比べ総じて底堅さを保っています。22日朝、S&Pグローバルが発表しました11月の購買担当者景気指数(PMI)速報値はサービス業が(57.0)と、市場予想(55.0)を上回りました。製造業は(48.8)と市場予想に一致しています。
足元の金利上昇が経済を冷やすとの警戒が根強いなかで景気の底堅さを示したとの受け止めから、景気敏感株や内需関連を中心に買いが入っています。ダウ平均の構成銘柄ではウォルマートやホーム・デポ、ハネウェル・インターナショナルが上昇しています。
一方、ウクライナとロシアを巡る地政学リスクの高まりへの懸念は残ります。感謝祭の祝日〈Thanksgiving Day〉がある来週11月28日は休暇をとる市場参加者も多いとみられ、ハイテク株を中心に持ち高調整の売りが出ています。アナリストが投資判断を引き下げたと伝わったエヌビディアは安く、アマゾン・ドット・コムも売られています。
ダウ平均株価は、前日比426ドル16セント(0.97%)高の4万4296ドル51セントで終え、(11月11日)に付けています最高値「4万4293ドル13セント」を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比31.23ポイント(0.16%)高の1万9003.65で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比20.53ポイント (0.35%)高の5969.25で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比31.23ポイント(0.16%)高の1万9003.65で終えています。
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