23日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇でした。12時時点は「1ドル=156円56〜58銭」と前週末の17時時点と比べて25銭の円高・ドル安でした。
米物価関連指標の下振れで米長期金利の上昇が一服したのを受け、日米の金利差の拡大を見込んで積み上げていた円売り・ドル買いの持ち高を縮小する動きが優勢でした。
円相場は「1ドル=156円70銭」近辺まで伸び悩む場面もありました。10時前の中値決済に向けて輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買いが意識されています。
今週は欧米でクリスマスの祝日を控え、海外の市場参加者が少なく小口の注文で相場が動きやすくなっている面も出ているようです。