神戸は南京町があることでも分かりますように、古くから華僑系の在住者が多い町です。
町中に中華料理店があると言っても、言い過ぎではないでしょう。
そんな背景があり、本来神戸でのラーメンは、広東風清湯スープで、あっさり味です。
今のように、とんこつぎらぎらのラーメンではありませんでした。
歴史を遡りますと、1971(昭和46)年頃『京都第一旭』が神戸に乗り込んできました。チャーシューいっぱい、青ネギいっぱいの形を引き継いだ『もっこす』ができ、その流れを継いでいるのが『神戸っ子ラーメン』となります。
この店は新開地にありますが、味は各人の好みですので、細かい事は書きません。
大きなチェーン店のラーメン屋さんは、バイトらしきあんちゃんが麺を茹でておりますが、この店は昼と夜の2部制で、それぞれ一人の職人さんがすべてを作ってくれます。それだけでも、安心感が違います。
あげにんにく、おろしにんにく、ニラ唐辛子等を好みで入れ、短冊切りの黄色いタクアンにご飯と、これが濃い豚骨醤油スープにとても良く合います。
神戸では、チャーシューたっぷりの濃い豚骨スープの『もっこす』や『神戸っ子』のラーメンはもうええわ!と言い出しますと、「歳やなー」と言われてしまいます。
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Posted at 2008-03-17 15:58
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Posted at 2008-03-18 01:25
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Posted at 2008-03-18 05:01
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