- Hashtag "#園芸" returned 1916 results.
以前某喫茶店のテーブルの上に、飾られていた <ユリ>の【愛子さま】 を紹介しました。
前回のときには、<シンビジューム>にも【愛子さま】があり、<バラ>には、「プリンセスアイアコ」があることを書いていますが、運良く<シンビジューム>の【愛子さま】と遭遇いたしました。
2001年12月1日にご生誕された敬宮愛子内親王に伴い、育成された品種です。
やさしい薄桃色のふくよかな色合いをしており、愛くるしい花姿です。
<リップ(唇弁)>に入る斑点模様も控えめで、それとなく気品が感じられます。
なんとか<バラ>の「プリンセスアイコ」を見つけて、三種類の揃い踏みを完成させたいと考えています。
一時期ブームになりました【セレウス・ペルーヴィアヌス】ですが、最近ではあまり見かけません。
「電磁波サボテン」と呼ばれ、パソコンやテレビなどの電磁波を吸収するということで、ブームに火が付きましたが、科学的な根拠もなく、電磁波実験でも証明されず、岐阜県の園芸業者の売らんが為の企みだと言われています。
サボテン科セレウス属の多肉植物で、原産地はメキシコ、「セレウス・サボテン」の別名があり、高さは10メートルにもなります。
鬼面角の姿が面白い柱サボテンで、棘もさほど痛くはありませんが、残念ながら花は咲きません。
耐寒性は強いようですが寒さには弱いので、寒い時期には室内に取り込むのが無難です。
昨日は、珍しい5枚花弁の 原種の<ツバキ(椿)> を紹介しました。
今回は、絞り模様が鮮やかな八重咲きの<ツバキ>です。
5枚花弁の原種に比べますと、ここまで育成された園芸家の苦労がヒシヒシと伝わる花姿で、思わず見とれてしまいました。
残念ながらこの品種名を同定出来ませんが、単に<ツバ>とだけで呼ぶことが、なんだかかわいそうにおもえる風格です。
<ツバキ(椿)>は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹で、日本原産です。
学名も、「 Camellia japonica 」と表記されています。
野生種の標準和名は「ヤブツバキ(藪椿)」ですが、 「ユキツバキ(雪椿) = Camellia japonica var. decumbens 」などと交配させて多数の園芸品種が生み出されています。
花期は冬から春にかけてが一般的で、俳句の季語として「花椿」は春を指しますが、冬の最中に咲く早や咲きもあり、「寒椿」や「冬椿」は冬の季語として扱われています。
八重咲き・唐子咲き・ボタン咲き・獅子咲き・千重先等、花姿も多様にある中、5枚花弁の<ツバキ>の鉢植えを見つけました。
単純な5枚花弁は、間違いなく<ツバキ>の原種の一種だと思います。
四川省南西端にある「会理」の山地に由来した「カイリベニサンチャ(会理紅山茶)」に似ているようですが、原種の数も多く、同定の自信はありません。
植物は、コケ植物・種子植物(裸子・被子植物)、そしてシダ植物に分類されますが、シダ植物は胞子によって殖え、花を咲かせませんので、あまり関心を持たれる存在ではないようです。
路傍や石垣などに出現する一般的なシダとして、【オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄)】があります。
オシダ科ヤブソテツ属の常緑シダ植物として、日本をはじめ台湾・中国・朝鮮・ベトナム等に分布しています。
ヤブソテツ属の共通として幅広の小葉を持ち、ほぼ同じ大きさの葉が並んでいます。葉全体が厚く、濃緑色で艶があり、多数の葉がロゼット状に広がります。
左右に並ぶ小葉は、ほぼ先の尖った三角形で、葉の先端方向へとその先がまがった形状になっています。
欧米ではシダですが観葉植物として人気があり、日本での別名は「オニシダ」と呼ばれています。
こんもりとした株立ちの【シュロチク(棕櫚竹)】が、某喫茶店の店先に置かれていました。
「カンノンチク(観音竹)」 と同様に、名前に「チク(竹)」が付いていますがイネ科ではなく、ヤシ科カンノンチク属の常緑低木で、大きく育てば3メートルほどの高さになります。
原産地は中国南部・南西部で、日本には江戸時代に渡来しており、「カンノンチク」と並ぶ古典園芸品種のひとつです。
和名は分かりやすく、葉の形状が「シュロ(棕櫚)」に似ており、幹が「タケ(竹)」に似ているところに由来しています。
幹の先に7~8枚の葉が付き、葉は掌状に広がり、「カンノンチク」に比べて葉は長くて細長いので簡単に見分けられ、雌雄異株で、夏には葉の付け根に黄色い小花を多数咲かせます。
今日は「成人の日」ということで、乾杯でお酒を飲むだろうということで【ファイヤービレッジ:ワインシャワー】という<シンビジューム>を、新成人に捧げたいと思います。
「レディーファイヤー」と「ストロベリービレッジ」を交配させて育成された品種ですので、冠として「ファイヤービレッジ」が付けられています。
農林水産省の品種登録は2007年1月22日にされ、登録番号は第14741号、山梨県甲州市の向山㈱が申請しています。
花はセバル(真上と左右の下側の蕚片)の色が暗紅色、ベタル(左右上側の花弁)が淡紅色で、どちらにも暗紅色の条線が入ります。
リップ(唇弁)は円形で、中央の色が淡桃白色で周縁部は濃紫色、花色の境界には不明慮で濃紫色の斑点が散らばる中型種です。
正に赤ワインの奥深い色であり、花茎一列に咲き並ぶ花姿は、見ていて飽きません。
葉は固く厚みがあり、形状は剣状で先が針のように鋭く尖り、ロゼット状に生えていますので、リュウゼツラン科ユッカ属の植物だとすぐに分かりました。
ユッカ属としては49種(24亜種)がありますが、ほとんどがメキシコを含むアメリカが原産地で、高山地帯や砂漠などに分布しています。
自生している地域から、耐寒性・耐暑性にも優れ、あまり手入れの要らない植物です。
鉢植えなどでよく見かけるのは幹が寄せ植えされた「ユッカ・エレファンティベス(青年の樹)」という品種ですが、写真の「ユッカ」は幹をもたない【ユッカ・バッカタ】という品種で和名はなく、<Yucca baccata>と表記され、通称「Datil yucca」で通っています。
花は白から乳白色をしており、4~7月頃にお椀を伏せたような形で、5~10センチの大きさがあります。
直立して伸びる花茎は1~1.5メートルになり、花後にできる果実はバナナの形をしていますので、「Banana yucca」の別名を持っています。
珍しい品種ですのでまた花の姿を撮影出来ればと、今から春先が楽しみです。
多くのバラ愛好家に愛されている【マチルダ】です。
柔らかなフリルのある乳白色の花びらに、薄桃色が愛らしい人気種です。
前回紹介しました赤朱色の 「Tcjin Tchin(チンチン)」 と同様にフランスの<メイアン社>が、1987年に作出したフロリバンダ(F)系の四季咲きです。花径は5~6センチ程度の中輪で、花弁数は18~20本です。
この寒い時期には、桃色が鮮やかになり、暑い時期には乳白色が強めに出るようで、耐寒性・耐暑性に優れた品種です。
1987年:バガテル国際コンクール、1988年:バーデンバーデン国際コンクール、1991年:AJHグランプリ受賞等、数々のコンクールで金賞を受賞しています。
別名も多く、フランス人歌手の「シャルル・アズナブール」や南アフリカの地名「ベッドフォードビューの真珠」等があり、さもありなんという趣きを感じさせてくれる花姿です。
ベンケイソウ科センペルビブム属の多肉植物は、アルプスなど寒い地域の原産として耐寒性があり雪の下でも越冬出来ますので、冬場でも十分に屋外で育成が可能です。
属名の由来は、ラテン語の常に「Semper」と生きている「Vivusu」からきています。
センベルビブム属の原種は40種ほどですが、突然変異からその歴史は始まり、古くから新しい園芸品種の改良がおこなわれ、現在も多くの品種が育成され3000種とも4000種とも言われています。
そのため多くの個体は園芸品種となり、学名がないという問題が起き、通常は特徴を表すラテン語にて学名を付けるのが一般的なのですが、園芸名として近代語で命名されているのが現状です。
園芸店などでは品種が多すぎて同定できず、品種名を書かずに「ベンケイソウ科」もしくは「センベルビブム属」だけしか表示せざるを得ないようです。
写真の品種は、葉の先端から糸状の形質を出していますので【ボリシー】という品種だと同定しているのですが、どうでしょうか。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account