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夏至を過ぎた頃に長さ10~15センチ程度の穂状花序を葉の付け根に咲かせる【ハンゲショウ(半夏生・半化粧)】です。
ドクダミ科ハンゲショウ属の多年生植物で、茎を折ったりしますと 「ドクダミ」 独特の匂いがあります。
高さ50~100センチの草丈で、葉は卵型で基部が心臓形の細長い形状をしています。
花穂が伸びてきますと、すぐ下に位置する葉の表面が白く変化し、虫をおびき寄せる役目を果たすのが特徴的です。
名前の由来は、<半夏生(7月2日)>頃に花を咲かせるという説と、葉の一部が白く変化することから<半化粧>とする説があり、別名「カタシロソウ(片白草)」とも呼ばれています。
鉢植えの【ホウズキ(鬼灯)】が並ぶ、浅草観音の境内に立つ「ほうずき市」は、江戸時代から毎年7月9日・10日に行われています。
ブログル仲間の<yutarou>さんが、毎年行かれているようでコメントを楽しみにしていましたが、今年は報告がなく、すっかり忘れておりました。
またこの「ほうずき市」の日に参拝をしますと、四万六千日分の功徳があるとのことで、計算しますと実に126年分です。
淡い白黄色の5弁花をやや下向きに6~7月頃に咲かせ、花の咲いた後に<蕚>の部分が発達して果実を包み込み緑色の袋状となり、8月頃から秋にかけて熟すと赤橙色に変化します。
果実はホウズキ人形や口で音を鳴らすなどの遊びで使われていましたが、素朴な遊びは、今では見かけなくなりました。
玄関先に置かれた黄橙色の「ユリ」の植木鉢が目につき、デキカメ片手になんの品種かなと近寄りましたら、【ナミアゲハ】が舞い込み、あわててシャッターを切りました。
なんとか画面の端ですが、ヒラヒラと舞っている感じが見て取れるとおもいます。
「ユリ」は、北半球の亜熱帯~亜寒帯に約100種が分布していますが、日本には約15種が自生しています。
そのうち、「ウケユリ(請百合)」「ヤマユリ(山百合)」「ササユリ(笹百合)」「イワトユリ(岩戸百合)」「タモトユリ(袂百合)」「オトメユリ(乙女百合)」の6種が、日本固有種です。
多くの「ユリ」は、横向きないし下向きに花を咲かせますが、上向きに咲かす形態は園芸品種だと思いますが、同定までは出来ませんでした。
初夏に薄紫色の花を咲かせ、秋には垂れた枝に紫色の小さな果実を多数実らせる【コムラサキ(小紫)】です。
同じ仲間に、白色の花を咲かせる 「シロミノコムラサキ」 があります。
クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木です。
「ムラサキシキブ」とよく間違えやすいのですが、【コムラサキ】は枝が垂れ、葉の縁の全周に鋸歯がなく前半分だけに入り、葉柄と花柄が離れており、果実は固まって実ります。
花径3~4ミリほどの小さな花ですが、花姿そのままの古風な名称が似合う花です。
垂れさがるように咲かせます【デュランタ】ですが、 「クマバチ」 や 「チャバネセセリ」 と一緒に写してきていますので、もう紹介済みの花だとおもっておりました。
クマツヅラ科の花木で、【デュランタ】の仲間は約30種あり、一般的に【デュランタ】と呼ばれているのは、<デュランタ・レペンス(エレクタ)>です。
この種は、キーウエスト島~ブラジル・西インド諸島に分布しており、大きなものでは樹高6メートルに達します。
熱帯地域では一年を通して開花していますが、日本では初夏から秋にかけて咲き、花色は青紫色で花径1~1.5センチの小花を房状に咲かせ、花後には橙色の粒々の果実を実らせます。
写真の【デュランタ】は、花びらが濃い青紫色で、花弁の縁が白色をしている<タカラヅカ>という品種で、人気があるようであちらこちらで良く見かけます。
なんとも鮮やかな赤紅色の葉をしている、<リューカデンドロン>の品種【ジェスター】です。
ヤマモガシ科リューカデンドロン属の植物で、南アフリカが原産、観葉植物として人気が出てきているようです。
硬質の葉と茎は、フラワーアレンジメントでもよく使われ、切り花としても日持ちがいい植物です。
植物として花は咲きますが、あまり目立たず密集して頭状花房に付き、花房のすぐしたに付く葉が赤色や黄色に色付き、きれいな対比で目を楽しませてくれます。
白い茎と葉に入る白色の斑紋がきれいな【アグラオネマ・グリーンサン】で、あまり見かけることない品種です。
サトイモ科アグラオネマ属の常緑多年草で、原産地は東南アジアですが、この「グリーンサン」は園芸品種です。
アグラオネマ属の植物は匍匐性種と直立性種があり、「グリーンサン」は直立した姿が美しい観葉植物です。
葉柄の白色が鮮やかで目立ち、葉は卵状長楕円形で先端は尖っています。
葉の表面は光沢のある暗緑色をしており、葉脈には白色の班が並ぶように入っています。
草丈は20~80センチと、個体差が大きい【アカツメクサ(赤詰草)】です。
マメ科シャジクソウ属の多年草ですが、別名「ムラサキツメクサ(紫詰草)」や「赤クローバー」とも呼ばれています
原産地はヨーロッパ・西アジア・北西アフリカあたりで、日本には鶏や兎の牧草として輸入されたモノが、野生化しました。
花は鞠状の集合花序を形作り、その花径は2~3センチ程度、花色は桃色で基部はど色が薄くなっています。
同じ属に 「シロツメクサ」 がありますが、花色の違いだけでなく、「シロツメクサ」は集合花序の下は長い柄になり「首飾りが」が作れますが、【アカツメクサ】は集合花序の下に葉が付いています。
白色だから「シロツメクサ」ではなく、【アカツメクサ】の一種として白色の花を咲かせる「セッカツメクサ(雪華詰草)」があり、やはり集合花序の下に葉があることにより見分けがつきます。
お花好きのおじさんの鉢植えに、【シェフレラ】の花房がたくさん出来ていました。
【シェフレラ】は、光沢のある緑色の葉を掌状に出し、その姿が「カポック(パンヤ科)」の葉に似ていますので、「カポック」という名称で一般的に通用していますが、本種はウコギ科シェフレラ属の植物で、まったく別種の植物で誤用です。
【シェフレラ】は熱帯アジア・オセアニアにおよそ150種が分布しており、その中でも「シェフレラ・アルボリコーラ」とその園芸品種が広く観葉植物として親しまれています。
淡褐色の握りこぶしを思わせる殻から、緑色の4ミリ程度の小さな粒状の実をいっぱい飛び出し、5枚の花弁と雄しべが5本の花を咲かせます。
花は触ると蜜を出しているのかベタベタとした感じで、蟻さんのいい餌になるようで、橙色の小さな実を結果させます。
「紅一点」という言葉がありますが、緑色の葉の中でひときわ目立つ鮮赤色の【ザクロ(石榴)】の花を見て、中国の詩人王安石が『万緑叢中紅一点』と詠んだことに因みます。
ザクロ科ザクロ属の落葉小高木で高さ6~7メートルほどに育つでしょうか、またその実を含めて【ザクロ】と呼んでいます。
ザクロ科はザクロ属一種類のみで、またザクロ科としては【ザクロ】と「ソトコラザクロ」の二種類しかありません。
日本には、中国を経て平安時代に渡来しており、江戸時代には盆栽仕立ての矮性の「ヒメザクロ」や八重咲きの品種改良が行われ、古典園芸植物のひとつです。
初夏にくびれたひょうたん型の赤色の蕾を付け、蕚と花弁は6枚、雄しべは多数見受けられ、鮮赤色の花を咲かせます。
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