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100年を超える日本映画史の作品データベース山根貞男編『日本映画作品大事典』が、6月10日に三省堂より刊行されます。
映画評論家の<山根貞男>が中心となり、20年を超える歳月を費やして執筆・編集した本事典。対象となったのは「日本映画の父」と呼ばれる<牧野省三>による1908年の『本能寺合戦』から2018年までの作品です。
一般劇映画を中心に記録映画、アニメーション、実験映画なども収録。日本映画史に関する新たな基礎資料となることを目指して編集され、規模・内容ともに空前の作品データベースとなっているようです。
紹介されている監督数は約1300人、作品数は約1万9500本。掲載は監督名の五十音順配列となっています。ほとんどの項目で略歴のあとに、フィルモグラフィが公開年月日順に明記されています。作品項目では白黒 / カラー、スクリーンサイズ、音声、尺、スタッフ、キャスト、あらすじなどの解説といった情報を掲載。巻末には作品名とシリーズの五十音順索引が組まれています。執筆には映画研究者、評論家、国立映画アーカイブ研究員など約50名が参加しています。
本日、「NHK BSプレミアム」にて13:00(~15:18)より、1959年アメリカ製作の『原題:North by Northwest』が、邦題『北北西に進路を取れ』として1959年8月6日より公開されました<アルフレッド・ヒッチコック>監督が手掛けた、「巻き込まれ型」サスペンス・アクションの傑作が放映されます。
偶然の積み重なりから、謎の組織に追われるハメになる平凡な広告マンの受難を描きます。脚本は『麗しのサブリナ』の<アーネスト・リーマン>。主人公「ロジャー・ソーンヒル」を『めぐり逢い』などの代表作を持つ<ケイリー・グラント>が演じています。共演には<エヴァ・マリー・セイント>、<ジェームズ・メイソン>、<マーティン・ランドー>らが名を連ねています。
ニューヨークのとあるホテル。広告代理業を営む平凡な男「ロジャー」は、ホテルの給仕が呼び出した「キャプラン」という男に偶然間違えられてしまい、そのまま2人の男に拉致されてしまいます。連れ込まれたのは、海に近い見知らぬ邸宅です。「タウンゼント」と名乗る主人と対面した「ロジャー」は、ある仕事に協力するよう脅されますが拒否します。「タウンゼント」一味は「ロジャー」を強制的に泥酔させ、車ごと海に突き落とそうと企みます。すんでのところで逃げおおせた「ロジャー」でしたが、今度は飲酒運転により警察に捕まってしまいます。
翌日の裁判にて、「タウンゼント」夫人と名乗る女性による証言が功を奏し罰金刑のみとなった「ロジャー」は、国連総会に出席しているという「タウンゼント」を訪ねるも、そこにいたのは昨日とは別の男でした。
『ゲティ家の身代金』 (2017年)・ 『荒野にて』(2017年)で注目を集めた若手俳優<チャーリー・プラマー>主演のサスペンススリラー『クローブヒッチ・キラー』が、2021年6月11日より全国で公開されます。
信仰を重んじる小さな町で貧しくも幸せな家庭に暮らす16歳の少年「タイラー」は、ある日、ボーイスカウトの団長も務め、町でも信頼の厚い父親「ドン」の小屋に忍び込み、猟奇的なポルノや不穏なポラロイド写真を見つけてしまいます。不審に思った「タイラー」が調査を進めていく中で、父親が10年前に起きた未解決事件「巻き結び(クローブヒッチ)連続殺人事件」の犯人ではないかとの疑念を深めていきます。「タイラー」は同じく事件を追う少女「カッシ」に協力を求め、真相を究明しようとします。
<チャーリー・プラマー>が「タイラー」役で出演。『ザ・シークレット・サービス』の<ディラン・マクダーモット>が、父親「ドン」に扮し、その妻で「タイラー」の母親を『ブロークン・アロー』(1996年・監督:ジョン・ウー )の<サマンサ・マシス>、「タイラー」の相棒となる「カッシ」を,『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の<マディセン・ベイティ>が演じ、監督は、<ダンカン・スキルズ>が務めています。
映画『スケーターガール』が、6月11日よりNetflixで独占配信されます。
インドの片田舎で育った少女がスケートボードの世界に魅せられ、全国大会出場という夢を叶えるため逆境に立ち向かってゆくさまを描くいています。キャストには<レイチェル・サンチタ・グプタ>、<エイミー・マゲラ>、<シャフィン・パテル>が名を連ね、監督は<マンジャリ・マキジャーニ>が務めています。
今夜、「BS-TBS」にて21:00(~10:30)より、2004年フランス製作の『原題:Banlieue 13』が、邦題『アルティメット』として2006年7月15日より公開されました作品の放映があります。
<リュック・ベッソン>が製作・脚本を手掛け、スタントやCGを一切使わずに撮影されたリアルアクション映画です。
近未来のパリ。危険地域バンリュー13で暮らす青年「レイト」は、ドラッグ一掃のため、街を牛耳るタハ一味に立ち向かいます。ところが作戦は失敗し、逆に愛する妹を奪われてしまいます。その6ヶ月後、政府が作った時限爆弾をタハ一味が強奪。解除を命じられた敏腕捜査官「ダミアン」は、「レイト」と共にタハ一味のアジトへ乗り込みます。
「レイト」に<ダヴィッド・ベル>、「ダミアン」に<シリル・ラファエリ>が扮し、<トニー・ダマリオ>、<ラルビ・ナセリ>が出演しています。
本日、「NHK BSプレミアム」にて13:00(~15:05)より、1981年イギリス製作の『原題:Chariots of Fire』が、邦題『炎のランナー』として1982年8月14日より公開されました作品の放映があります。
1924年のパリ・オリンピックに出場した二人のイギリス青年、ユダヤ人の偏見に立ち向かうために走る「ハロルド・エイブラハム」と聖職者として走る「エリック・リデル」のライバルの実話を美しい映像で描き、第54回アカデミー賞の作品賞など4部門を獲得した感動の名作です。
大ヒットした主題歌『タイトルズ』(ヴァンゲリス)は、2012年のロンドンオリンピックでも使用されています。
脚本は<コリン・ウェランド>、監督はCM出身で、これが第一作になる<ヒュー・ハドソン>が務めています。原題はウィリアム・ブレイクの詩『エルサレム』から引用されています。
出演は<ベン・クロス>、<イアン・チャールソン>、<シェリル・キャンベル>、<アリス・クリージャ>、<イアン・ホルム>など。
韓国の<ホン・サンス>監督と、公私ともにわたるパートナーである『夜の浜辺でひとり』の<キム・ミニ>がタッグを組んだ『逃げた女』が、2021年6月11日より公開されます。
2020年・第70回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、銀熊賞(最優秀監督賞)を受賞した作品です。
5年の結婚生活の間、夫と一度も離れたことのなかった「ガミ」。そんな彼女は夫の出張中にソウル郊外の3人の女友だちと再会します。バツイチで面倒見のいい先輩の「ヨンスン」、気楽な独身生活を謳歌する先輩の「スヨン」、そして偶然再会した旧友の「ウジン」でした。
「ガミ」は行く先々で「愛する人とは何があっても一緒にいるべき」という夫の言葉を執拗に繰り返します。親密な会話の中に隠された女たちの本心、そしてそれをかき乱す男たちの出現を通して、「ガミ」の中で何かが少しずつ変わり始めていきます。
<キム・ミニ>が「ガミ」役を演じるほか、<ホン・サンス>作品常連俳優の<ソ・ヨンファ>が「ヨンスン」、「スヨン」に<ソン・ソンミ>、『はちどり』の<キム・セビョク>が「ウジン」に扮しています。
一見してごく普通の中年男が、世の中の理不尽に怒りを爆発させて大暴れし、やがて武装集団やマフィアを相手に激しい戦いを繰り広げる姿を描いた痛快ハードボイルドアクション『Mr.ノーバディ』が、2021年6月11日より全国で公開されます。
『ジョン・ウィック』の脚本家<デレク・コルスタッド>と製作<デビッド・リーチ>が再タッグを組み、人気テレビシリーズ『ベター・コール・ソウル』の主人公「ソウル・グッドマン」役で知られる<ボブ・オデンカーク>が主演を務めています。
郊外にある自宅と職場の金型工場を路線バスで往復するだけの単調な毎日を送っている「ハッチ」は、地味な見た目で目立った特徴もなく、仕事は過小評価され、家庭では妻に距離を置かれて息子から尊敬されることもありません。世間から見ればどこにでもいる、ごく普通の男でした。
そんな「ハッチ」の家にある日、強盗が押し入ります。暴力を恐れた「ハッチ」は反撃することもできず、そのことで家族からさらに失望されてしまいます。あまりの理不尽さに怒りが沸々とわいていく「ハッチ」は、路線バスで出会ったチンピラたちの挑発が引き金となり、ついに堪忍袋の緒が切れてしまいます。
監督は,『ハードコア』(2016年)の<イリヤ・ナイシュラー>が務め、共演に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の<クリストファー・ロイド>、『ワンダーウーマン』(2017年)の<コニー・ニールセン>が名を連ねています。
『あと1センチの恋』(2014年・監督: クリスティアン・ディッター)の<リリー・コリンズ>と『ミッション:インポッシブル』シリーズの<サイモン・ペッグ>共演によるミステリー『インヘリタンス』が、2021年6月11日より全国で公開されます。
ニューヨークの政財界に絶大な影響力を持つ銀行家の「アーチャー・モンロー」が急逝したことにより、彼の遺産は妻と政治家の息子、そして地方検事である娘の「ローレン」に相続されます。さらに「ローレン」は、アーチャーから「真実は掘り起こすな」という遺言とともに1本の鍵を託されます。
遺言を頼りに「ローレン」は邸宅の裏手に隠された扉を発見します。遺された鍵で開いたその扉の先には地下室があり、「ローレン」はそこで鎖に繋がれた男を発見します。「モーガン」と名乗るその男は、30年にわたり「アーチャー」の手でこの部屋に監禁されていたと語り始めます。
「ローレン」役を<リリー・コリンズ>、謎の男を<サイモン・ペッグ>がそれぞれ演じ、監督は、『アニー・イン・ザ・ターミナル』(2018年)の<ボーン・スタイン>が務めています。
世界的に活躍するトップアーティストたちのパフォーマンスを独占撮影し、ドライブインシアターや野外劇場などの屋外上映や映画館をはじめとする屋内上映まで幅広く送り届けているアメリカの「アンコール・ナイツ」シリーズの一作『ボン・ジョビ フローム・アンコール・ナイツ』が、2021年6月10日(木)より全国で公開されます。
ロック界の王者<ボン・ジョヴィ>のライブパフォーマンスを収録しています。<ジョン・ボン・ジョビ>の出身地である米ニュージャージー州のパラマウント・シアターをステージに、『You Give Love A Bad Name』 ・『It’s My Life』 ・ 『Wanted Dead Or Alive』 ・ 『Bad Medicine』、そして『Livin’ On A Prayer』など往年の名曲から、2020年にリリースした15枚目のスタジオアルバム『2020』収録の新曲も披露、同バンドの迫力のパフォーマンスが収められています。
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