昨年4月に子供向け施設に衣替えした「ファミリオ」に久しぶりに出向いてみました。
ハーバーランドの入口にあり、場所的にはいい所なのですが、建物には当初西武百貨店が入っていただけに非常に「東京的」な作りです。初めて訪れたときには、「この動線では駄目だぁ」と感じた通り、長くは続きませんでした。
いろいろと目先を変えて営業されていますが、こども対象のフードコートも全滅で、10数軒ありましたお店も、現在2店舗ほどが細々と営業されている状況でした。
ベビーカーを押しながらのお母さんたちを対象に考えられたフードコートだと思いますが、発想自体が時代遅れの感じがしていました。
子供が何を喜ぶのか。子供はどういった行動をとるのか。お母さんたちの求めているものはなになのか・・・。
どれも見えてこない店舗作りで、単なる食べ物屋さんを並べただけでは客は来ないでしょうねぇ。
不景気だという言葉で片づけるのは簡単ですが、それだけではない問題があると思います。
主人公<布施京一>は、TBNテレビ報道局の看板番組である『ニュース・イレブン』所属の遊軍記者です。
定例会議には遅刻や欠席をするという、素行には問題がありますが、独自の取材ルートで班員逮捕の現場をスクープしていきます。
強引な捜査で時には身の危険を感じさせる場面もありますが、お互いの立場を認め合う警視庁捜査一課<黒田裕介>との共同戦略で、危機を乗り越えています。
本書には<布施>のスクープ七話が収められており、「住専問題」や「ドラッグ」・「援助交際」と言った社会性を含んだストーリーが楽しめます。
<黒田>刑事との駆け引きや、東都新聞社会部記者<持田豊>などの脇役も人間性があり、市井的には縁がない事件を身近な現実として感じさせる著者の手腕が光っていました。
日本が世界に誇れる戦闘機に「ゼロ戦」がありました。
漢字で書けば「零戦」で、正しくは「れいせん」と読まなければいけないのですが不思議です。
「0=ゼロ」は、英語読み。「0=レイ」は日本語の読み方です。
どうも日常で使う場合、「ゼロ」はまったくの無を表し、「レイ」は限りなくゼロに近い場合に用いられているのではと教えて頂きました。
試験で「れい点」というのは、回答は合っていないが、その努力はけっして無ではないとの意味合いがあるんだとか。
携帯の番号は、「ゼロ・きゅう・ゼロ」と英語と日本語を混ぜて使いますが、どなたが言い始めたのか、単に言いやすい為なのか、これまた疑問に感じています。
NHKのアナウンサーは「レイ・きゅう・レイ」と言いますので、さすがだと一人感心しています。
朝方、団地の公園の横を通りますと、レンガ塀の上に、忘れられたお人形さんが座っておりました。
遊び疲れた子供が、あわてて帰宅したので忘れたのでしょうか?
まだまだきれいなお人形さんですので、いらなくなったわけではないと思いますが・・。
どちらにしても、うつむいた姿勢がなんだか悲しそうで、無事持主の所に戻ればいいなぁーと立ち去りました。
第1回「日本ラブストーリー大賞」を受賞した<原田マハ>のデビュー小説を映画化した『カフーを待ちわびて』が、2009年2月28日より公開されます。
ゆったりとした時が流れる沖縄の小島で雑貨屋を営む「明青」(玉山鉄二)は、愛犬〈カフー〉と幸せに暮らしていました。そんなある日、「幸」と名乗る女性から「私をあなたのお嫁さんにして下さい」と書かれた手紙が届きます。
それは昔、「明青」が縁結びの神社で絵馬に書いたメッセージへの返事でした。彼は差出人に心当たりはありませんでした。そんな折、突然「幸」(マイコ)と名乗る美しい女性が島を訪れ、いつの間にか「明青」の家に居ついてしまいます。
主演は『手紙』の<玉山鉄二>、『山のあなた/徳市の恋』の<マイコ>、監督は『ハブと拳骨』の<中井庸友>が務めています。
行方不明者を探す専門部署として、警視庁に設立された失踪課ですが、その一つが、出世欲の高い48歳の<阿比留真弓>警視を三方面分室室長とする渋谷中央署です。
失踪課の実態は厄介者が寄せ集められた部署の感があり、心臓病を患っている56歳の<法月大智>警部補、定時退庁で合コンに精を出す33歳の<六条舞>巡査、拳銃のエキスパートですが<舞>の鞄持ち的な気弱な29歳の<森田純一>巡査、元プロ野球選手で4人の子持ち35歳の<醍醐塁>、そして主人公<高城賢吾>と同様に金町所から27歳の<明神愛実>巡査部長が同時に配属されていますが、彼女は捜査一課に配属される予定が警察の不祥事に関連して玉突き人事のあおりを受けています。
この課をまとめるチーフとして、45歳の<高城>警部補が<阿比留>の声掛かりで多摩東署から配属されましたが、彼には7年前に小学生の娘<綾菜>が行方不明になり、それが原因で弁護士の妻とは離婚、それ以来酒浸りの生活が続いていました。
そんな配属初日、結婚を一か月後に控えた婚約者が失踪した事件が持ち込まれ、<高城>は「給料分だけの仕事」をするために<明神>と捜査を始めていきます。
殺人事件の捜査とは違い、職場や友人関係を渡り歩く地味な捜査が続きますが、個性ある失踪課の人物たちの活動が期待できるシリーズになりそうです。
梅林を観にいきました大阪城公園、さすがに徳川家の威信をかけての改造として、かなりの広さがあります。
年配の方には、園内をぐるっと一回りするのも、かなりの負担かもしれません。
ブラブラ園内を歩いていましたら、突如機関車姿の乗り物が突然走ってきました。
「ロードトラム」と呼ばれているタイヤで走る電気自動車です。機関車姿の先頭車両のデザインは4タイプまで確認いたしました。
客車を5両(台)ばかり引き連ねて、場内の大通りを走行しています。
大人200円。子供と70歳以上の方は100円です。
結構人気があるのか、お客さんも多いみたいで、外国からの観光客も喜んで写真に撮っておりました。
大阪城公園内にある、梅林に出向いてきました。
全体に6分咲きといった感じで、来週あたりが見ごろかもしれません。
有名な綾部の梅林は「ひとめ一万本」と言われていますが、この大阪城の梅林は約1200本だそうです。
咲いている梅の種類は4,50種類はあるとかで、とても見分けがつきません。
黄色の本黄梅、あざやかな赤色の鹿児島紅などはすぐ分かるのですが、梅の花好きの方には見分けがつくんでしょうねぇ。
即売場もあり、職人さんが見物客にこと細かく梅の説明をしているのを、横でしばらく聞いておりました。一日聞いておればかなりの梅博士になれるかもしれません。
シジュウカラやメジロの鳴き声を聞き、大阪城の天守閣を眺めながら、のんびりとした時間を過ごしてきました。
本書は、タイトルになっている表題作を含む7篇の短篇が納められています。
著者の短篇は読みだすと最後まで一気に読みたくなる筆の運びで、また最後の展開がどうなるのかが予測できずに、「えっ!」という驚きで終わる小気味よさが楽しめます。
本書の短篇の主人公は女性たちで、さりげない日常生活に潜んだ落とし穴にはまりこみながら、自らでしか解決できない問題に対処していく姿が見事に描写されています。
表題作の『星の見える家』は、したたかな女にぞくりとし、『五年日記』では女同志の連帯感に驚き、『再来』では女性ならではの感性に目を見張りました。
ある回転寿司屋さんの外装に、お店の仕入れ先でしょうか、会社名が書かれていました。
海産物の卸業差さんたちだろうと思いますが、門外漢のわたしには、どのような会社なのか検討も付きません。
ただ会社名がそれぞれ、明朝体もあれば、ゴチック体や勘亭流とバラエティに富んでいるのに目が行きました。
それぞれ会社としての思い入れが、文字に託されている筈です。
文字は人柄を表すと言いますが、会社名の書体も何らかの雰囲気がありそうですね。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account