阪神・淡路大震災で、大きな被害を受けた中山手地区の再開発ビルが、つい先日竣工いたしました。
平成15年12月からの工事ですので、はや5年が経ちました。
高さ123,4m、地上35階建ての総戸数354戸の大きな建物で、トアロードに面しているため「トア山手」と名付けられています。
1階は店舗部分として確保されており、約80店舗がこれから営業体制に入ります。
工事中、近くの場所で営業を余儀なくされていた古くからの飲食店が戻ってきます。
早くも看板が取り付けられている「金寶酒家」をはじめ、この地域で歴史あるお店も一からの再スタートです。
新しい店舗に昔馴染みの雰囲気を求めるのは無理なことですが、数ある店舗巡りの楽しみが出来ました。
本日13日から25日(火)まで、元町商店街4丁目にあります<こうべまちづくり会館>におきまして、表題の展示会が行われています。
神戸に住み多少の絵心のある方なら、川西英の作品は見てすぐ分かるほど、親しまれている木版画家です。
川西英(1894~1965)は、大正末期から昭和30年代にかけて活躍し、神戸の街角や日常生活をテーマに取り上げカラフルな世界を作り上げてきました。
あまり知られてはいませんが、プロとして版画家一本の生活ではなく、28歳のときから現東出郵便局長との肩書きで仕事をこなしながら、あくまでも庶民の目線からさりげなく神戸を取り上げてきた作家です。
息子さんの祐三郎(1923~)さんも父親と同じ道を歩まれていますが、題材は神戸に限らず海外までと幅広く活躍されています。
「三丁目の夕日」世代としては、懐かしい風景ばかりですが、入場無料なので若い人にもぜひ足を運んで頂き、今の神戸の街並みと見比べてもらいたいものだと、強く感じています。
寒い日が続いておりましたが、今日は気持ちの良い秋晴れの一日でした。
仕事のついでに、前回はまってしまった「すじカレーうどん」を再度食べようと、和食堂【まるさ】さんに出向いてきました。
本来なら「ぼっかけカレーうどん」と書くところですが、【まるさ】さんは牛すじだけの使用ですので遠慮されたのでしょう。
神戸でいう「ぼっかけ」とは、長田区が発祥の地で、正確には牛スジとこんにゃくを甘辛く煮たものを指します。
お好み焼きに始まり、うどんやカレー、はたまた丼の具材として地元ではとても人気があります。
発祥の地長田のお寿司屋さんには、チラシ寿司にもぼっかけが入れられており、全国的に展開しようとの意気込みで宣伝されています。
写真には出ておりませんが、女将さんがその場で握ってくれた温かいおにぎり2個と合わせて、おいしく頂いてまいりました。
ありがたいことに、手作りのキムチもサービスで頂くことが出来ました。
長いネーミングになりますが、これで「すじキムチカレーうどん」の完成です。
出汁から牛すじまで、すべて女将さんの愛情こもった手作りのけカレーうどん、ぜひともご賞味してください。
和食堂【まるさ】 神戸市須磨区大田町4−4−17
(078)732−4377 営業時間 6:00〜16:00 日・祝休み
民主化運動の大きな変節として、1989年6月4日に起こった「第二次天安門事件」は記憶に新しいところです。
本書は2008年8月8日に開催された「北京オリンンピック」以降、役人の腐敗、農村の貧困等の人民の不満が噴き出す2014年から2015年を舞台にした近未来小説です。
東西新聞社の<田波慶介>は北京支局に詰める特派員ですが、妻<荘鳴風>は北京大学時代に「天安門事件」に参加した人物であり、25年後の現在でも反政府運動を陰で支え、学生時代の許婚<劉>と行動を共にしています。
中国民主化の夢に走る活動家や、愛国心に燃える軍将校や老獪な中国首脳部の政治的な思惑を縦糸に、刻々と状況が変わる中国の様子を横糸に、<田波>や<鳴風>にかかわる人物たちの人間ドラマが展開されていきます。
著者は日本経済新聞社のロンドン特派員、ワシントン支局長を経てきただけに、経験を生かした構成は、フィクションとは思えぬ説得力のある内容でした。
日が落ちるのが、最近特に早く感じられます。
「寒い」というのも、夕暮れを早く感じさせる要因かも知れません。
高速神戸駅近くに、「ライフ」というスパーが営業しています。
あまり派手ではありませんが、クリスマスツリーを形どったネオンが飾られていました。
三宮や元町といった商店街ではない地域ですので、音楽は流れていませんが、夕闇に浮かぶネオンは目立ちます。
大きな交差点の一角に建つ店舗のネオンですので、道行く人も遠目からでも楽しんでいる様子が伺えます。
これから、いろんなツリーが街中に顔出しするんでしょうね。
本日は、私の所属している業界の会合があり、東京まで行ってまいりました。
新神戸を出て、のぞみで品川駅下車、京浜東北線の浜松町で降り、近くの「ホテルアジュール竹芝」にての会合。
せっかくの東京出張ですが、寄り道もせず、夕闇に輝く東京タワーを横目に、すぐ神戸までの帰宅。
ホテルの14階のロビーにて、休憩中に写したのが遊覧船でしょうか、派手な色彩が目を引きました。
東京に出るたびに思うのは、タクシーの車体も黄色とかの色使いが多いように感じます。
この遊覧船もかなり「東京的だなぁー」と感じての1枚です。
久しぶりに、JR神戸駅南側に広がる「モザイク」まで、足を運んでみました。
飲食店や小物用品、映画館など若者向きのお店の集合体で、中年男が一人で散歩するような雰囲気の場所ではありません。
階段の踊り場で目に留まったのがこのシュロです。
大根をはじめ、すいか等がど根性の冠詞を頂戴して十分有名になっていますが、このシュロも器用に床と手すりの隙間から顔をだして、大きくなろうとしています。
根を張るような土の部分もないはずですが、どこまで成長するものなのか、散歩の楽しみが一つ増えました。
神戸市立中央図書館に向かう入口手前の道路側に、門柱型のモニュメントが建っています。
昔からありますが、正面側ばかりを目にしており、裏側までは気にしておりませんでした。
「ママ、あの虫何の虫なの?」
小さな男の子が、お母さんに質問している声を耳にいたしました。
その声でどこかに珍しい本物の虫がいるのかと辺りを見回し、このモニュメントの裏側に気が付きました。
「んん〜、なんの虫さんかなぁ〜」
お母さん困っています。
私も見てみました。左側の虫の頭はクワガタのように思えるのですが、足は4本でシッポがあります。
右側の虫は脚は6本ありますが、頭部の節から足が出ています。
昆虫としてはおかしいのですが、子供はちゃんと「何かの虫」だと面白がっていました。
既成概念でおかしいと感じる前に、彫刻の面白さを感じなければいけないのだと、反省させて頂いた親子の会話でした。
本日金曜日は、指定ゴミ袋にてのゴミ出しが始まり2回目の回収日でした。
今迄の青いビニール袋では、回収をしてもらえません。
住宅地では、さすがに住民の目なり、自治会の事前勉強会等で周知されているようでトラブルも少ない感じです。
残念がら、街の中では以前と同じようなゴミの出し方で、警告書が張られた状態で放置されています。
周りの住民も迷惑だと思いますが、さて今後マナーは良くなるでしょうか。
空き缶や荒ゴミの指定袋は仕方ないかもしれませんが、家庭ゴミの分まで指定袋にするのは、同じビニールですから環境対策としては、変わらないのではとの疑問。
レジ袋で間に合う家庭まで、さらにゴミ袋に入れて出すのは、大いなる消費ではないのかなぁ。
11月1日から8日にかけて、神戸では「KOBE デザインフェスタ2008」というイベントが市内各所で行われています。
先月末に、文化による都市の活性化を目指すユネスコの「創造都市ネットワーク(デザイン分野)」で名古屋市と同時に神戸市がアジアで初めて「デザイン都市」の認定を受けています。
あまり耳にしたことのない分野ですが、ユネスコが平成16年に創設した制度です。
デザインのほか、文学や音楽など計7分野あり、これまで12の都市が認定を受けて交流を進めているとのこと。
どこまで市民に内容が伝わっているのか疑問に感じますが、啓蒙の意味もあり花時計の「DESIGN」というロゴが今の花時計です。
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