石倉あゆみを追え!
Jan
7
これだけで、仕事に掛ける時間がたっぷりと増えるというわけだ。
もちろん、毎年使っている膨大な旅費も節約される。
ただし、このまま運動しないで衰える気はない。
僕は「たらたら飲んで食って何もしない人間」ではないのだ。
身近にできるスポーツはないだろうか?
マラソン?
確かに靴さえ上等ならできそうだ。
ただし、僕の上半身の筋肉は重たい。
内臓脂肪だってたっぷりと貯め込んでいる。
明らかに不利だ。
でも、人生で一度だけフルマラソンを走るのも面白いかもしれない。
早速、古い友人である石倉あゆみちゃんに国際電話を入れてみた。
彼女はかつて、京セラ女子陸上競技部に所属していた。
1989年には、名古屋国際女子マラソンで2時間34分02秒のタイムで3位という記録を残している、友人の中でも飛び抜けたアスリートだ。
走る以上は「4時間を切りたい」という僕に、
彼女は「かなり苦しいと思います」と率直に答えた。
確かにそうだ。
トレッドミルの上を10.55km/hで走り続けることはできても、それはせいぜい1時間だ。
それを4時間!?
確かに僕には苦しい。
「あゆみちゃんが走っている後ろに、僕が追走していたら驚く?」と聞くと、
「それはありえない」のだそうだ。
まあ、それは当然だ。
僕が10.55km/hをキープする横を、彼女は16.48km/hで通過する。
追走すれば、僕は一瞬で終わる。
まあ、それはさておき、人生で一度だけフルマラソンを走ってみようと思う。
馬鹿げたチャレンジは、今年限定のお祭りだ。