英語では、ハッピーニューイヤーと言いますが、日本語では直訳すると、Congratulation on New Year! となりますね。
日本の文化には、代々、新年をポジティブに過ごすことを勧めてきたそうで、それが習慣になり、「おめでとう」というのだそうです。決して初めの一週間ほど、否定的なことを口にせず、肯定的なことだけを言うようにし、それによって、福を呼び込むようにしたのだそうです。これは、なかなか迷信のように感じるかもしれませんが、実に聖書的でもあります。
聖書の言葉を見てみましょう。
詩編24:7, 8
7 門よ。おまえたちのかしらを上げよ。永遠の戸よ。上がれ。栄光の王が入って来られる。8 栄光の王とは、だれか。強く、力ある主。戦いに力ある主。Lift up your heads, you gates; be lifted up, you ancient doors, that the King of glory may come in. 8 Who is this King of glory? The Lord strong and mighty, the Lord mighty in battle.
◎わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。Praise the Lord, my soul, and forget not all his benefits. 詩編Psalm 103:2
◎主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、4 あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、5 あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、鷲のように、新しくなる。who forgives all your sins and heals all your diseases, 4 who redeems your life from the pit and crowns you with love and compassion, 5 who satisfies your desires with good things so that your youth is renewed like the eagle’s.(3-5節)
◎「主は、あわれみ深く、情け深い。…私たちの罪にしたがって私たちを扱うことをせず、私たちの咎にしたがって私たちに報いることもない。天が地上はるかに高いように、御恵みは、主を恐れる者の上に大きい」The Lord is compassionate and gracious, slow to anger, abounding in love. 9 He will not always accuse, nor will he harbor his anger forever; 10 he does not treat us as our sins deserve or repay us according to our iniquities. (8、10-11節)
◎いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。全ての事について感謝しなさい。16 Rejoice always, 17 pray continually, 18 give thanks in all circumstances; for this is God’s will for you in Christ Jesus.
1テサロニケ1 Thessalonians 5:16-18
◎けれども、あなたは聖であられ、イスラエルの賛美を住まいとしておられます。Yet you are enthroned as the Holy One; you are the one Israel praises. 詩篇Psalm22:3
★感謝することは、私たちの身体が変わる、脳が変わる気持ちが変わる。神がそのようにデザインされた。セラトニン、オキシトーシン、ドーパミンがでる。愛と喜びと幸福感のホルモンがでる。そしてストレスホルモンを下げる。When you give thanks, your physiology changes. Your brain changes and feelings change. God designed that way. Thanksgiving releases oxytocin, serotonin and dopamine, which lowers cortisol.
★「分からない」ことが私たちの感謝への妨げ。感謝とは、全てを神様に委ねることも含まれている。”Unknown” “not knowing” is the roadblocks for thanksgiving to the Lord. Thanksgiving includes surrendering to the Lord.
★神に感謝をし、賛美をする時に、神はその状況にとどまってくださる。すなわち、神がいらっしゃるなら、全ては聖、私たちにとっては益に変わる。When you give thanks to the Lord and praise Him, God enters into the situation and dwell there. If God is in it, everything will change. It will transform as sacred and it turns to be benefit to us.
③ 神の敵 God’s enemy
血肉によらない。真に霊的な戦い。この戦いができるチームが必要。如何せん、私たちの多くは、シリーズで話しています、私たちの三つの戦いのうち一番、二番の戦い、自分自身との戦い、試練で精一杯になってしまうのです。また、一番、二番のように表面的に見える霊の戦いもあります。私たちに霊の戦いの勇士たちが必要です。一番、二番を通らないと、三番を洞察できない。けれども容赦なくサタンは攻撃してきます。だからチームが必要です。霊の戦士たちが必要です。聖書を開きましょう。
エペソ6:11 悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、you may be able to stand against the wiles of the devil.
サタンは、策略をもって私たちを攻撃してきます。その目的は、
ヨハネ10:10
10 盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。The thief comes only to steal and kill and destroy; I have come that they may have life, and have it to the full.
サタンの策略は、私たちを失望させ、あたかも私たちの大切なものが盗まれた、壊された、殺されたような気持にさせることです、喜びを奪い、いのちを奪います。彼と彼の手下は、私たちの目をくらますものであり、大ウソつきです。He is illusionist. Liar.
敵のやり方は、愛でなく憎しみ、一致でなく分裂、善でなく悪、真実でなく嘘、分かち合いでなく自己中心、謙遜でなく高慢の発展を助長するのです。
V17 また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。the sword of the Spirit, which is the word of God.
神の言葉は剣のようです。
へブル4:12
神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。For the word of God is alive and active. Sharper than any double-edged sword, it penetrates even to dividing soul and spirit, joints and marrow; it judges the thoughts and attitudes of the heart.
18 すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。And pray in the Spirit on all occasions with all kinds of prayers and requests. With this in mind, be alert and always keep on praying for all the Lord’s people.
15 足には平和の福音の備えをはきなさい。
19 また、私が口を開くとき、語るべきことばが与えられ、福音の奥義を大胆に知らせることができるように私のためにも祈ってください。Pray also for me, that whenever I speak, words may be given me so that I will fearlessly make known the mystery of the gospel,
V14 偶像礼拝に気をつけなさい。flee from idolatryとある通りに、コントロール欲は偶像礼拝に繋がっていきやすいのです。「これさえ叶えば」という強い思いが、刹那的な欲望現実を求めさせるのです。わたしたは、永遠への思いがなくなってしまっては、信仰がいらなくなります。
困難の中での戦いは、信仰の戦いであり、信仰が試される時であり、見えない神を時間を超えて信じることの戦いとなります。
では、あなたの本当の感情、責任とは何でしょうか。アダムとエバの場合を見てみましょう。
「神様が、食べてはならない実をたべたのか」と聞かれました。すると、アダムは、「はい、食べてしまいました。ごめんなさい」とは言わず、「あなたがくれたあの女が私に食べるようにさせた」と言ったのです。アダムは、恥がものすごく強いようですね。第一、エバがそうさせたといい、しかも、そのエバは神様が送ったというのです、最終的には神が悪い。と言って、自分の恥にさいなまれている居心地の悪さを神のせいだと言っているのです。神を責めることで、自分が責められないようにしているのです。人を裁くことによって自分が裁かれないようにしているのです。これは、面白い構図です。
マタイの福音書7:1〜2には、. 「さばいてはいけません。さばかれないためです。あなたがたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ」“Do not judge, or you too will be judged. 2 For in the same way you judge others, you will be judged, and with the measure you use, it will be measured to you. とあります。裁きを自分からのぞくように、自分の力ですることが、どうも人間の罪の副産物のようです。
ここで何がおこっているでしょうか。自分の感情、居心地の悪さ、を自分のものとして認めないということです。また、裁きは必ず自分に帰ってくるという霊的な法則でする
実際、しようと思えば、アダムもエバも、神様の前に、自分の恥をさらけ出して、ごめんなさい。と、言えば言えたはずですよね。自分の内側を潔く認めること、その責任を自分にあると認めることが、勝利の第一ステップです。
There is no condemnation in Christ. Rom 8 キリストにあって、もう二度と罪に責められることはありません。
イエス様は、私たちの罪を赦すために来てくださいました。
今、心にかかっているひと、自分の行動、自分を守る行動、自分がいらいらしていることの原因と自分が思っていること、自分自身、またアダムのように、神様がそうしたんだという神様を責める気持ち、全てを神様に持って行って、自分のありのままの感情を神様に知っていただきましょう。
必ず、私たちの心が一新され、あなたは自由になります。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず 、if you know your enemy and know yourself、in a hundred battles you will never be defeated; know your enemyということわざの通り、私たちが敵を把握し、自分を知るならば戦いに勝てるというのです。この言葉は、クリスチャンならばまさに当てはまる言葉であると思います。
ヨブ38: 4
わたしが地の基を定めたとき、あなたはどこにいたのか。あなたに悟ることができるなら、告げてみよ。“Where were you when I laid the earth’s foundation? Tell me, if you understand.
聖書は、この世の自然界のあらゆる災害などは、究極的に人間の堕落と関係あるというようにロマ書にあります。自然界の本当の回復は、神の子供たちの回復によるのだと。また、聖書は、自然界のすべてのことは、あらかじめ、神が法則を定め、その定め通りに動いている。その歯車の通りに動いているのであって、それが、嵐になったり、地震になったりする。全世界の歯車の一部でものごとが起きている。ですから、神の裁きであるということも完全には当てはまらないケースるもある。ここで、大切なのは、神は神を愛するものには、全て働かせてを益としてくださる神を選んで行くという、戦いになります。we know that in all things God works for the good of those who love him.
③ 神の敵 God’s enemy
血肉によらない。真に霊的な戦い。この戦いができるチームが必要。如何せん、私たちの多くは、一番、二番の戦いで精一杯になってしまうのです。また、一番、二番のように表面的に見える霊の戦いもあります。私たちに霊の戦いの勇士たちが必要です。一番、二番を通らないと、三番を洞察できない。
◎あなたの戦いはどのカテゴリーでしょうか。What is your current battle?
何に対して今、戦いを感じていますか
人は、苦しみに会う時、戦いを感じる時に、全てを神のせいにしたり、全てを悪魔のせいにしたりします。私は、苦しむために生まれてきたんだ。とか、こんな不幸なことが起きたのは、神の御心なのだとか。あるいは、全部サタンのせいだ、だから、悪霊追い出しを毎日する。とか。両方、間違っています。
「悪魔の手紙」というシー・エス・ルイスの本を読んだことがあるでしょうか。日本語でも読めます。サタンがその弟子にどのように人間をだましたらいいかということを指導する手紙です。しかし、読むと身につまされ、いろいろと教えられます。
The Screwtape Letters by C.S. Lewis
Enemy makes us busy/performance/ be religious, spiritual … 忙しくさせ、何かを上手くやることに集中させろ、宗教にこらせ、霊的にさせろ
Make disappointed. がっかりさせろ
Two persons fight each other. Let them say bad things each other. 二人の人がいたら、喧嘩させて、互いに悪口を言わせろ。
Let them Self-talk negatively 自分自身に対して否定的に呟かせろ
Compare themselves to others even in the church. 人と比べさせろ、教会でも
Let them focus on their sins and others’ sins. 自分の罪と他人の罪にこだわらせろ
Let them avoid sincere/vulnerable prayers 心からの弱さからくる祈りを避けさせろ
◎人間関係の法則Law of Relationship
サタンは、ここで何をさせたいのだと思いますか。そうです、神様と顔と顔を合わせて持つ関係から私たちを離したいのです。「関係」から話せば、サタンは私たちを楽勝で破滅に向かわせられるからです。これが、敵の策略であり、罠です。
★ 真理はあなたを自由にする The truth set you free
ヨハネJohn 8:31-32
31 そこでイエスは、その信じたユダヤ人たちに言われた。「もしあなたがたが、わたしのことばにとどまるなら、あなたがたはほんとうにわたしの弟子です。32 そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」To the Jews who had believed him, Jesus said, “If you hold to my teaching, you are really my disciples. 32 Then you will know the truth, and the truth will set you free.”
★ あなたにとっての真理とは何か? What is your truth?
◎ 勝利の鍵は自分自身・あなたに関する真理を知ること Key is to know yourself
① キリストにある自分 In Christ
人は信じている通りになる。箴言Proverb 23:77 彼は、心のうちでは勘定ずくだから。For as he thinks in his heart, so is he.
あなたは何を信じて生きいますか?
私たちは、心で信じている通りに行動する。あなたの行動は、神様を表していますか?
もし、そうでないと思うのであれば、神様の言葉を信じ切れていないのです。
★ 信念の構造の詩
Belief System 信念の構造
If you accept a Belief, you reap a Thought.
もしあなたがある信念を受け入れたら、それはあなたの考えになる
If you sow a Thought, you reap an Attitude. その考えがやがてあなたの態度となり、
If you sow an Attitude, you reap an Action. その態度が、やがてあなたの行動となって現れ、
If you sow an Action, you reap a Habit. そのあなたの行動が、習慣を生み、
If you reap a Habit, you reap a Character. その習慣が、あなたの人となりとなる
If you sow a Character, you reap a Destiny.
あなたの人となりが、あなたの運命の行き着く先となるのだ。 Anonymous 作者不明
◎ 苦しみと喜びは紙一重 Suffering and joy at only a fine line
9 しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。But he said to me, “My grace is sufficient for you, for my power is made perfect in weakness.” Therefore, I will boast all the more gladly about my weaknesses, so that Christ’s power may rest on me.
人の弱さは、聖なる力なのです。すなわち、あまり神の力が働くのに、あなたの有能無能、持てる持ってない、あるいは、あなた自身の栄光は全く関係ないのです。弘法筆を選ばす。ということわざがありますが、神が働かれるには、弱さのあるあなたが必要なのです。弱いからいいのです。私たちは、弱いところにこそ、神の力を招き入れるからです。