有田は富永源六製の彩磁牡丹文蓋物である。数日前にアップしたKYOTO柄の宅急便の箱に入ってきたものである。時代は大正時代。直径23cm、高さ14cmあり、大きい。これにお煮しめを山盛りにして大勢で食べるとおいしいだろう。 この釉下彩の牡丹文は富永源六のオリジナルであり、明治中ごろ大ヒットして、コピーがかなり出回った。実際、無銘でこの牡丹柄の磁器をよく骨董市で見かける。そのため、写真のようなトを風車のように3つ並べたトミ(富)のマークを生み出したようだ。以後、源六製のものには、このトミのマークが必ずついている。ただ、このマークが書いてあっても、偽物はあるので、注意したほうが良い。こちらは本当に偽物である。
Posted at 2009-11-06 17:15
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Posted at 2009-11-07 02:45
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