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こちらは、隣にあるミュージアムショップとカフェが入っている棟です。建築は西沢さんではなく、安井秀夫アトリエだそうです。
軽井沢から帰ってきました。写真は中軽井沢に新しくできた軽井沢千住博美術館です。建築家は西沢立衛氏。内部の写真は撮れませんでしたが、曲線をいっぱい使った面白い空間となっています。今日はここと昨年も訪れたRay coffee houseを貸し自転車で回りました。坂道が多く、なかなか運動になりました。
この前の日曜日に、松濤美術館へ行こうと思い、渋谷に降りたら、なんと109から東急本店へ行く道が通行止めになっており、得体のしれない団体が踊りながら、行進していた。どうやら、鹿児島県のおはら祭りというものをやっていたらしい。
もう終わってしまいましたが、渋谷東急本店のそばにあるポスターハリスギャラリーへ「寺山修司と天井桟敷 ポスター展」を見に行ってきました。路地裏にあるマンションの1室をギャラリーにしているなんとも、シュールな場所でした。
なんか、とても、懐かしかったですね。この廃頽的な感じ、昔、嵌った時がありました。3000円以上買うと、ポスターを差し上げますとあり、思わず、買いそうになってしまいましたが、ぐっとこらえました。ピンクフロイドのTシャツもありましたが、こちらは値段が結構してましたので、あきらめることができました。
お客さんは若い人が多かったですね。カップルで来ている人もいました。いまだに人気があるのですね。まあ、とりあえず、無事、何も買わずにギャラリーを後にして、松濤美術館へ行きました。
どうも、ゴールデンウィーク明けなのか、とても疲れています。日曜日大丈夫かな..
眞葛ミュージアムに展示してある眞葛焼の破片断面のアップである。緑の釉下彩部分、下絵具が素地と釉薬の間にあることがわかる。
さて、展覧会の入場者数、ゴールデンウィーク5月6日までの人数は3800人弱ということ。天気が悪かったからな..。あと、12日間。5000人行くかな...。
今日は、開館後、ロムドシンの塩谷さんの記念セミナー「ロイヤルコペンハーゲンでティータイムを楽しむ」が行われます。ちょっと、帰りに覗こうかな..
「青華菖蒲画花瓶」である。これの黄色の背景は釉薬の色、すなわち、黄釉で、染付で菖蒲が描かれている。実は、眞葛博士さんによると、眞葛の黄色の釉下彩ものでも、箱書きには黄釉と書かれているものがあるそうだ。私は宮川香山が黄釉と黄色の釉下彩を同じものと表記するとは考えられなかったが..
そして、現在、東京国立博物館にある「黄釉銹絵梅樹文大瓶」も眞葛博士さんによると釉下彩だというのである。これは、1893年にシカゴ万博に出品され、現在、重要文化財になっている。これは、とても信じられなかったが、私はこれの背景の色が黄釉か釉下彩かどうか、じっくりと見たことがなかったので、反論できなかった。
しかし、家に帰り、東博のwebpageにある写真をアップにし、じっくりと見て、やはり、黄釉であると判断した。もちろん、東博のwebpageには、黄釉と解説している。それと、フェルグソナイトを用いて飛鳥井孝太郎が名古屋で黄色の釉下彩すなわち、アスカイ黄を発明したのは明治29年、すなわち、1896年である。眞葛の後期における黄色の釉下彩もこのアスカイ黄を使っているはずであり、1892年時点では黄色の釉下彩を出すのは不可能であったはずである。
まあ、眞葛博士さんを少し弁護するならば、おそらく、眞葛の黄釉は厳密に言うと黄色の上絵具と思われる。すなわち、素地に黒の下絵具で梅を書き、一度透明釉を掛け焼成し、さらに、その上に黄色の上絵具で塗って、もう一度高温で焼成していると思われる。こうすることによって、黄色の上絵具が透明釉の中に沈み、あたかも釉下彩のように見えるのである。すなわち、イングレイズ(釉中彩)のテクニックを使っていると思われる。そうでないと、白抜きの梅の花の部分の透明釉をいつかけているか説明ができない。
どちらにしろ、断定はできないので、とりあえず、一回東博にいって、じっくりと自分の目で確かめる必要はあるかな。
東博のwebpage 「黄釉銹絵梅樹文大瓶」を貼っておきますので、皆さんも見てください。
昨日は横浜にある眞葛ミュージアムへ行ってきました。半分は、松濤美術館のチラシ等を置いてもらうことが目的でしたが、HPを覗いたら、ゴールデンウィーク4,5,6日だけ、館内の作品撮影可ということでしたので、これはチャンスと思い、伺いました。ちょうど、11時からのギャラリートークが始まるところに着いて、参加しました。なんと講師は、このブログでコメントを頂いた眞葛博士さんでした。
写真は、1899年の作品、美人顋斉(さいさい)杜若画花生です。この作品、2001年に横浜美術館で行われた「眞葛 宮川香山展」における図録の英語では「Vase with underglaze Polychome Irises Design and Light Reddish Glaze」と表記してありますが、背景の色となっているピンクも釉下彩でした。ということは、1899年の時点で「ピンク、紫、青および緑」の4色の釉下彩を出せる技術があったということになります。1900年に「美人顋斉釉菊図花瓶」という作品も作っているようで、おそらくこちらの背景色のピンクは、釉薬の色だったのかもしれません。横浜美術館の学芸員は美人顋斉と名付けられたピンク色はすべて釉薬の色と思いこみ、チェックを怠ったかな..
ちなみに、一昨年、愛知県陶磁資料館で行われた「明治の人間国宝」展では、この花瓶「Vase, design of irises, underglaze enamels」と表記されています。これって、釉下彩という意味だろうな..
ところで、私が念力で花瓶を浮かしているみたいで、なかなか面白い写真でしょう。
清風与平の窯変紫結晶釉花瓶である。高さは27cm。先日、購入した清風与平の本を見ながら検討した結果、五代目の作品のようだ。そもそも日本人で結晶釉を制作している作家は少ない。帝室技芸員では眞葛香山と板谷波山がいるが、いずれもひとつしか知らない。いや、板谷波山はふたつあったかな?そういえば、西浦も作っていたと言っていたな。
まあ、帝室技芸員の三代目ではなかったが、この結晶釉はすばらしい。いったい何を使っているだろうか。う~ん、五代目もあなどれない。
ところで、本日、5月6日(日)16時から16時55分、BS朝日の番組「東洋陶磁 珠玉の名品を訪ねて」において、元近代国際陶磁研究会会長であり、西浦焼研究の第一人者、多治見平正窯の高木典利さんが取材を受けて、出演されます。国内の紹介として織部製作が放映されるようです。陶磁器に関心のある人もない人も、是非見ましょう。見ることができない人は、タイマー録画の準備をお願いします。
大日本印刷が運営している美術館、博物館情報サイト、アートスケープ(artscape.jp)5月1日号に、「ロイヤル・コペンハーゲン ビング・オー・グレンタール」展レビューが掲載されました。下の赤い部分をクリックしてください。
新川徳彦さんにレビューしていただきました。ありがとうございます。
塩川コレクション──魅惑の北欧アール・ヌーヴォー「ロイヤル・コペンハーゲン ビング・オー・グレンタール」: artscapeレビュー/プレビュー|美術館・アート情報 artscape
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