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Bunkamuraザ・ミュージアムで行われている「ボッティチェリとルネサンス」展へ行ってきた。思っていたより、良かった。特に、メディチ家のメセナ活動とルネサンス芸術の関係が良くわかった。結局、芸術、文化というものは、経済的基盤がなければ、花開かないということである。これは、今も同じだろう。
今回目玉の横幅5m以上ある受胎告知も迫力があり良かったが、有名な「ビーナスの誕生」の「ビーナス」だけを描いた絵画もあることには驚いた。15世紀末の歌曲集の五線譜を見れたのも良かったな。6月28日(日)まで。お勧めである。
真鍮パイプの周りを和紙で囲むのがミソ。
音は小さいけど、良くなります。
これ、実は先日、日本サウンドスケープ協会の研究発表会のときに、金沢工大の土田先生が風鈴についての発表を行い、続いて、みなに和紙と真鍮パイプのキットが配られ、風鈴製作のワークショップが行われて、作ったものである。すなわち、この「かなざわ風鈴」は、土田先生が考案したものである。音源は真鍮パイプなので、南部風鈴のように「うなり」が生じず、音が小さい。ほんとに、かすかな音である。隣の部屋にいるとほとんど聴こえない。もしかしたら、住宅地域で良いかもしれない。しかし、夏である。
さて、いよいよ本日15時から、日本サウンドスケープ協会のシンポジウム「劇空間の音風景 声による演出から見る古今東西の世界観」が、私が勤めている日本大学生産工学部のスプリングホールで行われます。
講演者は、いずれも、このブログで紹介した山形治江さん、増野亜子さん、そして、梅田英春さんです。私が司会進行をやります。参加費無料、申し込み不要です。皆様、お友達をお誘い合わせの上、是非ご参加ください。
ちなみに、講演後、情報交換会という名の懇親会も行われます。こちらは参加費3000円ですが、講演者はもちろん全員参加します。チラシの詳細(2ページ分あります。)はこちらからダウンロードしてください。
http://www.soundscape-j.org/news/data/upfile/39-1.pdf
また、会場はこちらです。
http://www.cit.nihon-u.ac.jp/access/
津田沼キャンパスですので、御間違いないようにお願いします。
では、朝早いので寝ます。お休みなさい。
同僚のK先生が音の森のガムランコンサートを見に来てくれました。そして、昨日、メールに添付して写真を送ってくれました。ジャヤスマラを演奏しているときの写真です。これ、私は演奏しているので、撮れませんからね。本当にありがとうございました。
昨日は卒業式でした。そして、私は建築工学専攻の主任で、今年、博士後期課程の学生が一人修了しましたので、初めてアカデミック・ガウンを着ました。初めは、どうかなとちょっと不安でしたが、ほぼ半日この姿で過ごしました。皆から良く似合うと言われて、ちょっと気に入ったかな。
赤が日大の色で、橙色が工学の色だそうです。そして、袖の青色3本に博士の意味があるようです。また、アカデミック・キャップのテールが左側にあると、博士という意味があるようです。ですので、学位記を授与されるまでは、学生は右側にテールを垂らしており、授与されたら、自分で、左側に移動させて、新しい博士が誕生します。なかなか深いですね。
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