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岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠで行われている「セラミック・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン」展を見てきた。明治維新から第二次世界大戦までの陶磁器のデザインがよくまとまっている。壺や皿だけでなく、タイルや建材などのデザインもちゃんと展示されている。一番、感動したのは、1927年に作られた同潤会代官山アパーメントの洗面台が展示されていたことである。松戸市教育委員会が持っているらしい。
よく保存していた!
この展覧会は、岐阜の後、石川、兵庫、そして、東京と巡回する。東京は、松濤美術館で、12月13日から来年1月29日まで行われる。お勧めである。
本日、瀬戸市文化センターで行われた近代国際陶磁研究会講演会「帝室技芸員 清風與平と宮川香山」を聞きにいった。面白かった。特に、清風與平に関しては、あまりよく知らなかったので、とても勉強になった。やはり、明治の陶磁器は面白い。
1900年7月製、ロイヤル・コペンハーゲンの北極熊のフィギャリンである。造形作家は、カール・フレデリック・リースベアで、1894年に制作された。後に、502番の番号が付けられて、少なくても21世紀に入ってからも量産されていたヒット商品である。
なお、これは、絵付けもリースベアが行っているユニカである。裏に、日付とサインが染付で書いてあり、おそらく、1900年のパリ万国博覧会に出展するために、製作されたものと思われる。
「アール・ヌーヴォーの装飾磁器」に出展されている
彼のコレクション「釉下彩海藻文花瓶」です。作家はB&Gのエフィーです。
「アールヌーヴォーの装飾磁器」で、2点ほど借りたドイツのコレクターに、数年後、海外のコレクターの作品を集めて、日本で「ロイヤル・コペンハーゲンとビング&グレンダール」展を計画したいと話したら、やる気満々で自分のコレクションのウェブページを開いてしまいました。
一応、「おめでとう!」と、メールを送って、私のHPにリンクし、ブログで紹介してよいかと話しましたら、OKが出ました。ということで、本日、皆さんに紹介することにしました。
http://www.danporantik.de/
まだまだ、未完成ですが、彼の自慢のコレクション、B&Gのエフィーのページはなかなかすごいですよ!
19世紀のマイセン、ブルーオニオンの深皿である。22.5㎝ある。ロイヤル・コペンハーゲンのブルーオニオンは持っていたが、マイセンは持っていなかった。といっても、今まで必要がなかったので、購入しようとも思っていなかったが、カレーを食べるときに、うちの奥さんが使っていた18世紀のロイヤル・コペンハーゲン、ブルーフルーテッドの深皿を「デンマークのデザイン展」のために持っていかれたので、その代りにということで、購入してしまった。それと、たまたま、ヤフオクで、ロイヤル・コペンハーゲンのブルーフルーテッドの皿を見ていたら、画面の下に関係するお勧めとして安く出ていたので、衝動買いかな。
ロイヤルコペンハーゲンのヨットのプレートである。先月、9月からソウルで始まる「デンマークのデザイン」展に出品するための陶磁器を我が家に取りに来た。そのときに、右上の小さな写真に写っている帆船のプレートを持っていかれ、壁が寂しくなったので、このヨットのプレートを購入してしまった。明るく良く描けているプレートで気に入っている。
ロイヤル・コペンハーゲン、1897年の記念プレートです。1897年にストックホルムで行われた芸術と産業博覧会を記念して作られたものです。デザイナーはアーノルドクローで、1200枚生産されました。王冠3個はスウェーデン王室のシンボルだそうです。この博覧会でローストランド窯のアールヌーヴォー磁器が飛躍的に進展します。
ということで、安くヤフオクで出品されたので、買ってしまいました。これで記念プレートは、もう止めておこうかな..
ちなみにビング&グレンダールの芸術と産業博覧会の記念プレートもあります。
http://home.h00.itscom.net/shiokawa/b&g1897.html
撮影できる作品が用意されていました。残念ながら、釉下彩磁器はありませんでした。
昨日は私の誕生日だった。そこで、うちの奥さんから誕生日プレゼントということで、サントリー美術館の「没後100年 宮川香山」展のチケット代をもらった。で、せっかくだから、午前中、大学へ行く前に行ってきた。
平日の午前中にもかかわらず、お客さんがいっぱい。しかし、やはり、田邊さんのコレクションはすごいな。いままで、いろいろな展示会で見ているが、見たことがないものが結構あり、結局、図録も買ってしまった。
高浮彫は陶器であり、眞葛香山は釉下彩磁器になると、動物や植物は花瓶の表面に平面的に描かれるようになる。まあ、高浮彫は磁器では難しかったのだろう。ビング&グレンダールは高浮彫を磁器で表現し、彩色も釉下彩で行った。あらためて、ピエトロ・クローンの偉大さを感じた展覧会であった。
ロイヤル・コペンハーゲンの釉下彩女性文大皿である。直径約40㎝あるユニカのチャージャーである。作家はステファン・ウッシン、制作年は1896年10月。とても、美しく迫力がある。デンマークの森の湖畔の前で手紙を読んでいる女性が描かれている。
http://home.h00.itscom.net/shiokawa/RC_6029_Ussing.html
これで、やっとワーク番号が付けられた1889年から1899年までのユニカ作品を各年毎に揃えることができた。本当は、展覧会前に揃えて、年代順に並べて展示したかったのだが、どうしても、1896年と1898年のユニカが手に入らなかった。そしたら、今年に入ってから、両年のユニカが現れて、立て続けに手に入ったのである。まあ、またいつか、北欧のアール・ヌーヴォー展をやることがあれば、並べて展示したいな..
先週ヤフオクを見ていたら、このプレートが目に入ってきた。なんで、日本で..
基本的にクリスマスプレートを含むコレクターズ・プレートはもう購入しないことに決めていたのだが、結局、購入してしまった。もちろん、入札したのは私だけ..
クリスマスプレートや記念プレートはデンマークに住んでいた時、かなり購入したが、結局、ほとんど日本の骨董屋さんに売ってしまった。でも、まだ25枚位は持っているかな。
まあ、購入した理由は、まず、このプレートは一番最初に量産されて作られた記念プレートであること。制作者が、昨日のブログにも出てきたアーノルド・クローであること。そして、もちろん、海外に比して値段が安かったことである。まあ、仕方がないでしょ..
とりあえず、プレートの解説はHPにアップしましたので、見てください。
http://home.h00.itscom.net/shiokawa/rc_CM1plate.html
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