雪は雨に変わりましたね。明日はそれほど積もらないかな。
さて、まずは、オランダのユトレヒトにあるシュレーダー邸(Schroder House)。設計者はヘリット・リートフェルト(Gerrit Thomas Rietveld)。1924年に未亡人シュレーダー夫人と3人の子供たちのために設計されて建てられた邸宅である。数少ない世界遺産に登録(2000年)されている個人住宅である。2階内部は忍者屋敷のごとく、間仕切壁が動き、昼間はワンルーム、夜は4つの個室に分割される。内部空間は撮影禁止だったので、残念だが載せられない。当時は、隣に写っているような重圧なレンガ造りの家がほとんどであった中で、コンクリートとガラスを多用して、軽やかな空間を演出する小住宅を造った。しかし、当時の人々にはまったく受け入れられなく、子供たちはからかわれて恥ずかしい思いをしたようである。リートフェルトはもともと家具職人であり、家具職人としては「Red & Blue Chair」が有名である。
ずっと見てみたいと思っていたので、念願が叶いうれしかったが、やはり、写真やビデオなどで見ていたより小さく、内部空間も狭かった。しかし、ガイドの人が間仕切り壁をたたんでしまって4つに区切られていた空間がひとつになったときは、やはり広く感じ、リートフェルトの偉大さを感じた。外から、窓を開けて締めるところを動画で撮影したので、時間がとれたらアップします。
本日、ヨーロッパ建築の視察から帰ってきました。とても、充実した有意義な旅でした。イタリア、スイス、ドイツ(スイスから日帰り)、そしてオランダと4カ国を駆け抜けました。イタリアは日本とあまり変わらなく暖かかったですが、オランダは風が強くてとても寒かったです。スイスより、寒かったです。
写真は、帰り、アムステルダムから飛び立ったときの飛行機から撮った夕焼け空です。まあ、ゆっくりとアップしていきたいと思います。とりあえず、帰国のご報告でした。
P.S.先週までのコメントはクローズされており、返事がかけませんでした。コメントいただいた方、ありがとうございます。
さて、2月最後のアップは、やはりグルメで締めます。先日、息子たちが出かけているときに、うちの奥さんと食べた釜揚げうどんです。ちゃんとわざわざ四国から取り寄せた讃岐うどんを4たま茹でました。写真はちょうど三分の一くらい食べたところかな。うつわは、明治の伊万里の印判です。鶴が大きく描かれています。
讃岐うどんといえば、もう30年以上前、親父が岡山へ単身赴任していたとき、年末から正月にかけて四国を家族4人で旅行しました。レンタカーを借りて、岡山を出発して、四国に着いたときに、適当に入ったお店で食べた讃岐うどんが今でも忘れられません。
室戸岬で初日の出を見て、ぐるっと四国を車で廻りました。金比羅山も行きました。私はまだ高校生だったので、親父がひとりで運転しました。親父も若かったな。ちょうど、今の私くらいだったでしょうか。なつかしいな。
さて、ヨーロッパから帰ったら、長男が行く大学が決まっています。何処になるのでしょうかね...
そして、こぼれたオヤツのかけらを最後まできれいに平らげ、小屋から出てきて見送ってくれます。
車で出かけるとき、必ず大げさに鳴き、オヤツをおねだりします。うちの奥さんからオヤツをもらうと、犬小屋に入り、バリバリと平らげます。
昨日は暖かく、花粉が飛んでいましたね。夜、くしゃみがとまりませんでした。
はやく、日本を脱出しなければ!
さて、今年もカイの犬小屋のそばでクリスマスローズが咲きました。相変わらず、地面にへばりつくように花を咲かせる、けなげな花ですね。デンマークでは雪解けに顔を出す、春を告げる花です。
本当はグルメで締めようかなと思っていましたが、面白いカイの写真が撮れましたので、2月いっぱい(28日まで)予約でアップしておきます。では、行ってきます。
悩ましい後姿でしょ。このときだけは、とても大人しく、我慢強い、いい子。
さて、明日25日(木)から来月3月7日(日)までヨーロッパへ行ってきます。今回はコンピュータを持っていかないので、10日ほどお休みします。アップできる環境があれば、するかもしれませんが、日本語の環境があるとは思えませんからね...。
これで自分で決めていた毎日更新がとまります。これを機会に、もう少し気楽にやろうかな。
とりあえず、明日出発前には何かアップします。
我が家で咲いている白梅紅梅である。そう、これは昨年もアップした、うちの母親が盆栽であったものを庭に植えてしまったもの。アップで撮るとまあまあ見れるでしょ。ちょっと、紅梅の方が元気がないが...
先々週末、愛知陶磁資料館で行われている「ジャパニーズ・デザインの挑戦」展を見に瀬戸まで行ってきた。そして、二日間行われたシンポジウムにも参加してきた。写真はその図録である。昨年末、産総研のコレクションの図録をアップしたが、それとは別に展覧会用の図録を作っていたとは知らなかった。そして、昨年この展覧会のための準備を少し手伝ったので、この図録に協力者として名前が掲載されていた。また、参考文献として、私が書いた「ロイヤルコペンハーゲン」が掲載されていた。やはり、正直うれしい。
さてシンポジウムであるが、こんなマニアックな内容(昨年、このブログで内容はアップしている)で人が集まるのかなと思っていたが、結構参加者がいた。みな、やはり美術館の学芸員や近代国際陶磁研究会の人々かな。シンポジウムの内容はもちろん国立陶磁器試験所に関わるものであるが、特に、日曜日の午後に行われた「中国における釉下彩技法の展開」が面白かった。中国湖南省のれいりょう窯は、清朝末期から20世紀初頭に中国で初めて釉下彩の生産を開始して、景徳鎮と並び称される上質磁器の産地に成長した窯だそうで、なんと、1906年から5年ほど、京都市陶磁器試験場の技師が何人か中国湖南省のれいりょう窯へ、この釉下彩技法を教えに行っていたようである。その作品の写真をスライドで紹介してくれたが、それはすばらしかった。一度本物を見てみたいなと本当に思った。やはり、同じ考えの人がいて、最後、質問のときに、「何処へ行けば見ることができるのか。」と質問していた。どうやら、中国でしか今のところ見ることができないようだ。
で、昼休みに近代国際陶磁研究会の会長さんから、今回のことでも西洋のことでわからないことが多く、もっと西洋の近代陶磁器に関して勉強しなければならないということで、6月の総会の後のシンポジウムで講演をして欲しいと頼まれた。もちろん、会員なので名古屋までの新幹線代は自分持ち。しかし、会長さんからの依頼なので断ることはできないと思い、引き受けてしまった。そして、じつは、この講演で話すということは、ジャーナル「近代陶磁」に原稿を書かなければいけないそうで、さらに原稿依頼をされてしまった。もちろん、原稿料もなし。昨年、冗談半分で「ロイヤルコペンハーゲン」や「ビング&グレンダール」について何か書こうかなとこのブログにアップしたが、こんなに早く依頼が来るなんて…。
仕方がない。「ロイヤルコペンハーゲン」や「ビング&グレンダール」を啓蒙するためにがんばるか! しかし、とても気が重い。デンマークから感謝状来ないかなぁ…
とりあえず、第二希望の大学に合格しましたので、浪人は無し。
あとは、第一希望の大学受験を残すのみ。大学受験は中学受験と違い本人次第なので、親はただ黙って見守っているだけですが、なかなか黙っていることが難しいですね、本当に。つい、「オリンピックなんか見てないで、勉強したら。」などと、小言を言ってしまいます。しかし、本当にお金がかかりますね!まあ、仕方がない。親というのは悲しいものですね。
とりあえず、ウカールおじさんとコアラに感謝!
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