今日再び鹿のグループが来た。やや大きめの牝鹿2頭とやや小さめの小鹿2頭の4頭がわが家のバックヤードで草を食んでいた。このところやや頻繁に訪れるような気がする。 小鹿の1頭の頭に小さな角が生えている。この角は今月初めにわが家を訪ねてきた時には見えなかったので、この2週間の間に生えてきたのだろうか。 文献によると鹿は牡は牡同士で群れをなし、牝は牝と小鹿で群れをなすとか。それならばこの牡の小鹿はいずれこの群れから離れてゆくのだろうか。
わが家の生垣である山茶花が今たくさん花をつけている。 20年前この家に引越してきた時には、この場所に小さな杉の木が並べて植えられていたが、洋子さんと相談の結果、花が咲く生垣に変えよう、ということになって、15本位の小さな山茶花を植えた。 既に植えられてから10年経っていた杉は小さいとはいえ根が張っており、敷地の南側の境界線に並べて移植するのに苦労したのを想い出す。 植えた頃は隙間だらけだった山茶花が、今では隣同士つながっている。 日本のさざんかは八重が主流のようだが、アメリカではわが家の種類をCamellia Sasanquaという名で売っている。 JavaScript is required to view the slideshow
娘たちがフロリダに行くので、昨夜より娘のネコのケンゾーがわが家にお泊りに来ている。今回は来週月曜日までの6泊の予定だ。 花里子とは何回も一緒に過しているので仲が良いが、ケンゾーはわが家に来ると先ず家中を巡回して自分のテリトリーを確認する。 写真のベッドは花里子がいつも寝ているところにケンゾー用をセットしたものだか、花里子は必ず自分用の手前のベッドに寝る。ケンゾーはそのことを承知しているのか、たとえ花里子がいなくても奥のベッドに寝る。 ネコたちはどんな夢を見ているのだろう。
昨日の朝、花里子が自分の後足で顔をかいた時に間違って傷をつけたと思われるかさぶたがとれて、多少の出血と比較的多量の膿が出たため、急いでかかりつけの犬猫病院に連れて行った。前の日にこの傷に気付いたが、かさぶたも乾いており回復の途中と思っていた。 獣医さんによればその奥に膿瘍があるかもしれないので、麻酔して確かめるとのこと、急遽半日入院となった。 夜8時に犬猫病院に迎えに行くと、詳しく検査したが隠れた膿瘍もなく、口の内側もきれいとのこと、寝ている間に歯のクリーンアップをしておいたそうだ。抗生物質も与えてあり、あとは傷の快復を待つだけとのことでひと安心。 しかし口の中に問題がないのは、食いしん坊の花里子にいつも通りの食欲があったので、判っていたことだ。 結果的には犬猫病院に半日入院して$400近く払って歯の掃除をしただけみたい。 でも大事でなくてなにより。美人の花里子が戻るには暫くかかりそう。
わが家のバックヤードに生えていた大木を5、6本今年の夏に切り倒したが、その際の市からの許可条件として7本の木を新たに植えることが義務付けられている。そのうち50%以上が地元の樹種でなければならず、またすべて高さが6フィート以上でなければならない。 夏の間に5本のLeyland Cypress(セイヨウヒノキまたはイトスギ)を買ったが、更に2本買わなくてはならない。 そこで今日の日曜日、洋子さんと一緒にわがやから20マイルほど離れたスノホーミッシュにあるFlower Worldという植木屋を訪れた。行って驚いた。一辺が1000メートル位ある広大な植木屋で、おいてある樹種と数が半端でない。日曜日のせいか、かなりの数の人たちが植木や鉢植えを買いに来ている。 私たちは葉が子供の手のように小さくてかわいらしく、また紅葉の美しい日本のモミジと、春に花を楽しませてくれるサクラを買いたいと思っていたが、モミジだけでもいろいろな種類が優に500本はある。日本のモミジは高価であることは知っていたが、高いものでは幹の太さが3センチ位なのに$300以上する。色々見て回った末、Emperor Japanese Mapleという、丈がやっと6フィート位の小ぶりのモミジを$100で買った。 次にサクラを見に行ったが、この広大な植木屋では10分以上歩かないとサクラの売り場に行かれない。ようやくたどりついた売り場には20種類以上のサクラが並べられており、半数以上は日本のサクラではない。なじみのあるソメイヨシノも30本位あったが、バックヤードに植えるには大きくなりすぎるので、Dwarf Akebono Cherryという品種の丈が8フィート位のサクラを約$40で買った。Akebonoはアメリカに移植されたソメイヨシノのことだそうで、買ったものは名前から察するにあまり大きくならない樹種のようだ。 家に戻ってから大汗をかいてバックヤードに穴を掘り、モミジを植えた。植えてみるとこのモミジは見るからに小さく、頼りない。早く大きくなーれ。 今週雨が降らない日があったらサクラも植えるつもりだが、こんな作業をすると数日は腰痛に悩まされるので、遅くも木曜日までには植えないと、週末のゴルフに悪影響があるだろう。
今日は土曜日、木曜日来の強い雨が時折雹や雷を伴う天候だが、定例のゴルフのためとりあえずクラブに行ってみる。風雨ますます激しく、とてもゴルフが出来るような状況ではない。屋根のあるドライビングレンジも雨が強い風にあおられて吹き込んでくる。 ゴルフバッグには合羽を着せ、プッシュカートには傘を取付けたが結局今日のゴルフは中止。 帰りしなに18番ホールのグリーンを見たが、水はけの良いこのコースのグリーンでさえ一部に雨がたまっており、パットの出来る状態ではない。 何組かの勇敢なゴルファーはスタートしていったが難渋していることだろう。体が冷えて当地でも流行している新型インフルエンザに感染しないことを祈ります。 JavaScript is required to view the slideshow
7月にわが家を訪れた鹿の親子連れをまた見かけた。 小鹿たちは7月の頃にはっきりと見えていた鹿の子(かのこ)がなくなっている。体も大分大きくなったようだが、母親に較べるとまだ小さい。 つたの葉を食べていたが、こんなものを食べるのならこのあたりにいっぱいあり、冬になっても食べ物に困ることはないだろう。気のせいか母鹿も少し太っているように見える。 写真には小鹿が1匹しか写っていないが、左側の木の陰からもう1匹の黒い鼻の頭が見える。
今回の日本訪問で最後に訪れたのは銀座。母が泰明小学校を卒業しているので、何かにつけて家族連れで銀座に出かけて育ったため、洋子さんとのデートも銀座が圧倒的に多かった。 小学生の頃、初めて鉄道模型を買ってもらったのも4丁目近くの天賞堂で、木村屋のあんぱんもよく買ってもらった。今はもうないが小松ストアの近くに母の友人がやってるイタリアンガーデンという本格的なイタリア料理屋があり、当時はまだ日本では普及していなかったピザパイが楽しみだった。アメリカに住んでからは出張のたびに洋子さんへのお土産として鹿乃子の和菓子を買ったものだ。 デートの頃によく使った鳥ぎんという釜飯屋は今でもあるが、コージーコーナーという喫茶店は見つからない。今回は鹿乃子の2階であんみつを食べた。 写真は銀座4丁目付近にて。
東京には36才まで住んでいたのに、久し振りの訪問となると浅草や銀座などおのぼりさんと同じところに行きたくなる。というよりは自分がおのぼりさん化していると言った方が正確かもしれない。 浅草では隅田川を日の出桟橋まで往復するクルージングの船に乗った。隅田川から見る東京は陸の上から見るのとは違った景色だ。両岸には遊歩道が続き、ジョギングには好適だろう。今度訪れる時は是非走ってみたい。 吾妻橋からスタートして駒形橋、厩橋、蔵前橋、両国橋となつかしい名前が続く。そういえば子供の頃、大相撲を見に親に連れられて蔵前の国技館に何度か来たことがある。これらの橋が江戸時代にはどのようなものだったか想像する。 両国橋を過ぎると首都高速道路があるが、これは橋とはいえない。単なるコンクリートの構造物だ。 新大橋、清洲橋、永代橋を過ぎると昔の東京湾になる。佃大橋の東側は昔は佃島という島だったが、今では月島の一部になっている。 勝鬨橋は私の子供の頃は船を通すために開閉し、それを見に何回も訪れたことがある。今では橋を開いたら大渋滞することだろう。 隅田川から見た築地の魚市場はまるで漁港だ。日曜日なので船は1隻しか泊まっておらず、閑散としている。 浜離宮に寄港の後、すぐに日の出桟橋に到着する。ここからはレインボウブリッジや特徴的な建物のフジテレビの建物が遠望出来る。 高度成長期には隅田川もかなり汚染したが、今では美しい川に蘇っている。遊歩道で釣りを楽しむ人も見受けられた。願わくば川沿いに江戸情緒を感じられるような建築が増えて欲しい。 写真は築地中央市場・浜離宮で遠くに東京タワーが見える。
東山を訪れたのが約55年ぶりなら清水寺を訪ねるのも約半世紀ぶりとなる。でも清水寺はしょっちゅう写真やテレビで見ているので、久しぶりという気がしない。 週末のためすごい人出で、あの舞台が持つのだろうか?と少しばかり技術屋かたぎが頭をかすめる。 世界遺産である高野山でも少なくない数の外国人観光客を見かけたが、清水寺では外国人の数が桁違いだ。日本を訪れる外国人観光客の多分半数は京都を訪ねるだろうし、その半数は清水寺を訪ねる、とすれば解せる。 清水の舞台から京の町並みを眺めると、日本に帰ってきていることを実感する。やはり京都は日本人の心のふるさとなのだろう。